震災で返済猶予1万2千件、銀行経営を圧迫(YomiuriOnline)
多分、普通に社会に生きて経済活動を行っている人に比べて、格段に銀行との関わりが少ない拙僧としては、正直、ほとんど関係が無い話ではありますが、でも、今回の記事は被災の現状の一端を物語るので、見ていきたいと思います。
東日本大震災で被災した中小企業や個人に対し、銀行が融資の返済を猶予している件数が、少なくとも1万2000件を超えることが分かったそうです。
中には、震災発生から3か月以上が経過した現在でも、連絡がとれない融資先もあり、件数がさらに膨らむと見られています。これは、借り手の「二重ローン」問題とともに金融機関側にとっても深刻な経営問題となっているようで、公的支援の早期実現が早まる可能性が出ているようです。
岩手、宮城、福島各県にある地方銀行、第二地方銀行8行と、三菱東京UFJ、三井住友、みずほの大手3行で、これまでに判明している返済猶予の件数は、住宅ローンなど個人向けが6414件、企業向けが6276件で、合計1万2690件に達したそうです。
まぁ、それは確かにそうですね。実際に被害に遭った人もいて、どうにもならない場合もあるでしょうし、そもそも産業自体が壊滅状態にある甚大被災地では、経済活動もまだまだ不十分でしょう。
この問題は、長期化するでしょうし、だからこそ、支援が必要だという話にもなるのでしょう。というか、この辺は「保険」の仕事?まぁ、保険商品がないのならどうしようもないのかもしれませんが。
七十七銀、黒字回復=震災の影響一巡−今期業績予想(時事通信)
そんな中でも、こんなニュースも。
宮城県にある地方銀行である七十七銀行は23日、2012年3月期(今期)の連結純損益が100億円の黒字になるとの見通しを発表しています。前期は東日本大震災の影響により、融資が回収できない事態に備えた不良債権処理費用が拡大したため304億円の純損失と戦後初の赤字に転落したものの、今期は2年ぶりの黒字を見込んでいるようです。
期末配当も7円(前期は6円)に増配するとのことです。地域全体の雰囲気が悪いなりに経営を立て直している例もあるということなのでしょう。
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多分、普通に社会に生きて経済活動を行っている人に比べて、格段に銀行との関わりが少ない拙僧としては、正直、ほとんど関係が無い話ではありますが、でも、今回の記事は被災の現状の一端を物語るので、見ていきたいと思います。
東日本大震災で被災した中小企業や個人に対し、銀行が融資の返済を猶予している件数が、少なくとも1万2000件を超えることが分かったそうです。
中には、震災発生から3か月以上が経過した現在でも、連絡がとれない融資先もあり、件数がさらに膨らむと見られています。これは、借り手の「二重ローン」問題とともに金融機関側にとっても深刻な経営問題となっているようで、公的支援の早期実現が早まる可能性が出ているようです。
岩手、宮城、福島各県にある地方銀行、第二地方銀行8行と、三菱東京UFJ、三井住友、みずほの大手3行で、これまでに判明している返済猶予の件数は、住宅ローンなど個人向けが6414件、企業向けが6276件で、合計1万2690件に達したそうです。
まぁ、それは確かにそうですね。実際に被害に遭った人もいて、どうにもならない場合もあるでしょうし、そもそも産業自体が壊滅状態にある甚大被災地では、経済活動もまだまだ不十分でしょう。
この問題は、長期化するでしょうし、だからこそ、支援が必要だという話にもなるのでしょう。というか、この辺は「保険」の仕事?まぁ、保険商品がないのならどうしようもないのかもしれませんが。
七十七銀、黒字回復=震災の影響一巡−今期業績予想(時事通信)
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宮城県にある地方銀行である七十七銀行は23日、2012年3月期(今期)の連結純損益が100億円の黒字になるとの見通しを発表しています。前期は東日本大震災の影響により、融資が回収できない事態に備えた不良債権処理費用が拡大したため304億円の純損失と戦後初の赤字に転落したものの、今期は2年ぶりの黒字を見込んでいるようです。
期末配当も7円(前期は6円)に増配するとのことです。地域全体の雰囲気が悪いなりに経営を立て直している例もあるということなのでしょう。
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