松本龍復興相の問題発言について

被災地発言での辞任否定＝「傷つけたのならおわび」―松本復興相（時事通信）−Yahoo!ニュース

松本龍復興担当相は4日、「知恵を出さないところは助けない」などとした3日の岩手、宮城両県知事との会談での自身の発言に対し、野党から暴言だとして辞任を求める声が出ていることについて、「このまま真っすぐ向いて復興に当たっていく」と強調し、辞任する意思のないことを明らかにしています。

なお、松本復興相は同時に「結果として被災者の皆さんを傷つけたのであればおわび申し上げたい」とし、発言自体は配慮を欠いたと陳謝しています。復興相は先の会見で「民主党も自民党も公明党も嫌い」と述べて陳謝しており、就任後わずか1週間で2回、言動が問題視される事態を招いており、正直、こういう言葉遣いも知らんようなアホを、大臣にしておく菅直人首相の指導力をこそ、問題視すべきであろうと思います。

いや、誰しも長所もあれば短所もあって、それらが相俟って、１人の人になっているとは思います。拙僧も、もちろんその例外ではないわけですが、しかし、この東日本大震災関係については、とにかく地元の人を思っての発言に終始しています。多少の「見解の相違」があっても、心配する気持ちは共有できるだろうと思っています。ただ、この復興相には、それが全く感じられません。

なので、とっとと変えてしまえ。そして、少しは賢い人……いや、普通の人にして貰いたいものです。なお、色々と問題視したい発言があるのですが、とりあえず、以下のものはどうでしょう。

私Ｂ型でちょっと短絡的…４日の復興相発言＝３（読売新聞）−Yahoo!ニュース

――大臣就任以来、おわびは短い間で２回目だが、自身の言葉の重みをどう考えているか。
「私はちょっと、Ｂ型で短絡的なところがあって、私の本意が伝わらないという部分があるということは、さっき女房からも電話がありましたし、反省しなければならないと思っています」

「九州者」だからどうだとか、そういうことよりも何よりも、多分、ここが一番悪しき表現でしょう。「Ｂ型で短絡的」というところです。まぁ、占いのネタに使う程度ならまだしも、この発言は完全に、血液型に基づく差別発言だといえます。最近では、「ブラッドハラスメント」という言葉も定着しつつありますが、人の能力や性格などを、血液型を元に判断するのは、一切の科学的根拠の無い見解として、積極的に退けられるべきだとされています。

「Ｂ型」だから、「短絡的」だというのは、他の「Ｂ型」の人にとって、ただの迷惑であります。そうではなく、この人がただ、短絡的で、思慮が浅く、自分の発言すらコントロール出来ない小人というだけです。それが「大臣」だっていうのですから、滑稽もここに極まれりという感じです。

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