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九州電力 原発再稼働関連で「やらせメール」

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九電、社員らにやらせメール指示…再稼働問題で(YomiuriOnline)

よほど、自分で自分の首を絞めたかったのでしょうか???

九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働問題で、九電の真部利応社長は6日記者会見し、経済産業省が6月に県民向け説明会を開いた際、九電が子会社や一部社員に対し、一般市民を装い、再稼働に賛成する意見を電子メールで説明会に送るよう指示していたと発表しています。

同じく真部社長は「説明会の信頼を損ねる形になり、心からおわび申し上げる」と謝罪したそうで、今後進退を検討する考えのようです。

この一件の経緯ですが、説明会は6月26日、佐賀市で開かれたそうで、国が選んだ県民の代表7人が出席したそうです。質疑は番組としてケーブルテレビとインターネットで生中継されたのですが、メールとファクスで意見や質問を募集し、一部は番組で紹介されています。

今回の発表によれば、九電の指示は同22日、九電本社原子力発電本部に在籍する課長級の男性社員のメールアドレスから、西日本プラント工業▽九電産業▽西日本技術開発▽ニシム電子工業という、4子会社の社員4人にメールを送信し、更に九電の3事業所(玄海原発、川内原発、川内原子力総合事務所)の社員各1人にメールで出されたそうです。

具体的には、「発電再開容認の一国民の立場から、県民の共感を得るような意見や質問を発信してほしい」と依頼したもので、番組にメールする際は九電関係者と分からないよう、自宅などのパソコンからアクセスするよう指示していています。

子会社側では、番組に何通届き、紹介されたかは把握していないようですが、子会社の社員は約2300人に上るようです。番組中にメールが473件、ファクスが116件寄せられ、このうち11通が読み上げられたそうです。再開容認の意見は4通含まれていたそうですが、これがやらせに相当するのでしょうか?

これが露骨すぎる世論誘導として、厳しく批判されています。

メールは、以下のような内容みたいです(一部抜粋とのこと)。

 本件については、我々のみならず協力会社におかれましても、極めて重大な関心事であることから、万難を排してその対応に当たることが重要と考えております。
 つきましては、関係者に対して、説明会開催についてご周知いただくとともに、可能な範囲で、当日ネット参加へのご協力をご依頼いただきますよう、御願い致します。
 説明会ライブ配信websiteにアクセスの上、説明会の進行に応じて、発電再開容認の一国民の立場から、真摯に、かつ県民の共感を得うるような意見や質問を発信。
 なお、会社のPCでは処理能力が低いこと等から、是非、ご自宅等のPCからのアクセスを御願い致します。

会社からアクセスすると、身元がばれるから、自宅から接続するっていう話なんでしょうね。そうにしか見えません。

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