「南スーダン」が誕生=アフリカに新国家(時事通信)−Yahoo!ニュース
1月に行われた住民投票の結果、南部スーダンが9日午前0時(日本時間同6時)にスーダンから独立し、新国家「南スーダン共和国」として誕生しました。
同国の歴史を思う時、国内から発見された豊富な石油資源は、この国の未来を保証するモノでありますが、同時に血塗られた独立抗争を巻き起こすことにもなりました。
ただし、北スーダンとの幾度とない紛争の後で、着実に独立への道を歩み、今後はサルバ・キール・マヤルディ新大統領の下、新国家の建設に邁進することとなるでしょう。アフリカ大陸での新国家誕生は93年のエチオピアから独立したエリトリア以来で、54番目となります。
首都となる中心都市ジュバの国際空港には8日、独立式典に参加する海外の要人が続々と到着しており、厳しい警備態勢が敷かれた。街の中心部では、悲願の独立達成に人々が歌い、踊り、歓喜していています。
ジュバ市内では8日、国旗掲揚のためのポールがあちこちに設置されており、真新しい国旗を誇らしげに車に掲げる人も少なくないようです。「新国家誕生の日」を待ちわびるように、通りを丁寧に清掃する住民の姿も目立ったということから、治安は保たれているという事でしょうか。
独立式典ではキール新大統領が就任を宣誓し、暫定新憲法を発表します。大統領の任期は4年で、海外からはアフリカ約30カ国の首脳や国連の潘基文事務総長らが出席する。近く、193番目の国連加盟国となる見通しです。日本からも、菊田真紀子外務政務官が参加します。
それにしても、同国の石油利権に眼を着けている覇権国家も多いんでしょうなぁ。例えば、ここ?
南スーダン独立…中国、式典に閣僚を派遣「新旧の友人と付き合う」(サーチナ)−Yahoo!ニュース
中国は長期にわたってスーダン政府(北部)を支持してきましたが、石油や農業資源の豊富な南スーダンとも良好な関係を築きたい考えのようで、独立式典には胡錦濤国家主席の特使として閣僚を派遣するそうです。中国政府アフリカ事務特別代表の劉貴今氏は、「古い友人とも新しい友人ともバランスをとって付き合いたい」と述べるなどしておりますが、友人というのは、収奪する相手では無かろうに・・・
北部、南スーダンを承認(産経ニュース)
スーダンの国営テレビの報道によれば、同国のバクリ大統領府担当相は8日、スーダン政府が、9日に分離独立する南スーダンを承認することを宣言すると述べたそうです。
南スーダンPKO展開へ=約8千人で国家建設支援−安保理(時事通信)
国際連合安全保障理事会は8日、南スーダン共和国に展開させる平和維持活動(PKO)部隊の任務を定めた決議案を全会一致で採択してます。部隊は最大で軍事要員7000人、警察官など文民900人で構成し、9日に独立する南スーダンの国家建設を支援するとのことです。
こうやって、新しい国家が出来ていくという歴史に立ち会うのは、なかなか良いものです。無論、それが新たな紛争を招いたりすることもあるのでしょうから、手放しで、とはいきませんが、しかし、自主独立は国民にとってもっとも幸せなことでありましょう。
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1月に行われた住民投票の結果、南部スーダンが9日午前0時(日本時間同6時)にスーダンから独立し、新国家「南スーダン共和国」として誕生しました。
同国の歴史を思う時、国内から発見された豊富な石油資源は、この国の未来を保証するモノでありますが、同時に血塗られた独立抗争を巻き起こすことにもなりました。
ただし、北スーダンとの幾度とない紛争の後で、着実に独立への道を歩み、今後はサルバ・キール・マヤルディ新大統領の下、新国家の建設に邁進することとなるでしょう。アフリカ大陸での新国家誕生は93年のエチオピアから独立したエリトリア以来で、54番目となります。
首都となる中心都市ジュバの国際空港には8日、独立式典に参加する海外の要人が続々と到着しており、厳しい警備態勢が敷かれた。街の中心部では、悲願の独立達成に人々が歌い、踊り、歓喜していています。
ジュバ市内では8日、国旗掲揚のためのポールがあちこちに設置されており、真新しい国旗を誇らしげに車に掲げる人も少なくないようです。「新国家誕生の日」を待ちわびるように、通りを丁寧に清掃する住民の姿も目立ったということから、治安は保たれているという事でしょうか。
独立式典ではキール新大統領が就任を宣誓し、暫定新憲法を発表します。大統領の任期は4年で、海外からはアフリカ約30カ国の首脳や国連の潘基文事務総長らが出席する。近く、193番目の国連加盟国となる見通しです。日本からも、菊田真紀子外務政務官が参加します。
それにしても、同国の石油利権に眼を着けている覇権国家も多いんでしょうなぁ。例えば、ここ?
南スーダン独立…中国、式典に閣僚を派遣「新旧の友人と付き合う」(サーチナ)−Yahoo!ニュース
中国は長期にわたってスーダン政府(北部)を支持してきましたが、石油や農業資源の豊富な南スーダンとも良好な関係を築きたい考えのようで、独立式典には胡錦濤国家主席の特使として閣僚を派遣するそうです。中国政府アフリカ事務特別代表の劉貴今氏は、「古い友人とも新しい友人ともバランスをとって付き合いたい」と述べるなどしておりますが、友人というのは、収奪する相手では無かろうに・・・
北部、南スーダンを承認(産経ニュース)
スーダンの国営テレビの報道によれば、同国のバクリ大統領府担当相は8日、スーダン政府が、9日に分離独立する南スーダンを承認することを宣言すると述べたそうです。
南スーダンPKO展開へ=約8千人で国家建設支援−安保理(時事通信)
国際連合安全保障理事会は8日、南スーダン共和国に展開させる平和維持活動(PKO)部隊の任務を定めた決議案を全会一致で採択してます。部隊は最大で軍事要員7000人、警察官など文民900人で構成し、9日に独立する南スーダンの国家建設を支援するとのことです。
こうやって、新しい国家が出来ていくという歴史に立ち会うのは、なかなか良いものです。無論、それが新たな紛争を招いたりすることもあるのでしょうから、手放しで、とはいきませんが、しかし、自主独立は国民にとってもっとも幸せなことでありましょう。
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