アメリカの財政赤字１兆ドル　中国用地不足

米財政赤字、3年連続1兆ドル超（時事通信）−Yahoo!ニュース

アメリカ財務省は10日、2011年財政年度（10年10月〜11年9月）の財政赤字が、7月までの当初10カ月で1兆999億100万ドルになったと発表しています。米財政赤字が1兆ドル（約77兆円）を超えたのは3年連続だそうです。

米国は過去数年、金融、経済危機で税収が減る一方で、景気対策などで歳出が増大し、赤字が拡大していました。アメリカ財務省によれば、7月までの歳入は前年度同期比8％増の1兆8930億9600万ドル、歳出は同2％増の2兆9929億9700万ドルだったとのこと。

まぁ、日本も44兆円を超えるとかいう財政赤字だそうで、5千億ドルは超えているわけで、国の規模を考えるとどうなんだろう？っていう感じですね。

中国の建設用地、2047年には拡張が頭打ち＝専門家が予測―中国（Record China）−Yahoo!ニュース

中国鉱業大学の研究グループが実施した建設用地の拡張状況に関する研究で、中国の建設用地は2047年には拡張が止まると指摘されたそうです。あと36年ですか。

この研究によれば、経済が一定段階に達すると、その成長が建設用地の拡張に依存する度合いも低下するため、建設用地が足りなくなればそれ以上拡張しなくなることから、経済成長が依存する度合いもゼロになるとしています。

しかも、これは同国の経済的問題だけではなくて、同国の食糧事情にも関わっています。

国が目標値としている18億ムー（約120万平方km）の耕地確保を立脚点にした研究を行っている同大学の李効順博士などは、建設用地が急速に増加する一方で耕作地などの資源は年々減少していると指摘しています。

そして、今後の土地利用政策については、土地資源の限界を見極めた上で中・西部の土地資源の利用効率を高め、沿海経済技術を内陸部へと移転させる必要があるなどと提言したそうです。

ただ、中国の人口の問題を考えていくと、１５億人くらいまで増加するのでしょうが、その中で激烈な高齢者社会（６０歳以上が２億人）になるという話もあるようで、そうなると、労働力が減る一方で、人口は増える、しかも都市化が進み、住む場所や経済用地が増えても、耕作用地が減って、結局世界の食糧供給バランスが崩れるっていう話でしょうか。詳細は、もっとちゃんとした計算が出ているのでしょうけどね。

いや、本当にどうなるんでしょうかね。どこもかしこも大変ですよ。

この記事を評価して下さった方は、にほんブログ村 ニュースブログを１日１回押していただければ幸いです（反応が無い方は［Ctrl］キーを押しながら再度押していただければ幸いです）。