巨大津波、三陸で6千年に6回か…地層に痕跡(YomiuriOnline)
宮城県気仙沼市の海岸で、10メートル級の巨大津波が過去約6000年間に6回襲来していたとみられる痕跡が発見されたそうです。
これはつまり、三陸地方の太平洋沖合では、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の巨大地震が「1000年に1回」の頻度で繰り返し起きていた可能性を示すもので、国や自治体の防災計画の見直しに役立つかもしれないと述べられています。
津波は海砂や大きな石、貝殻などを運び、これらが陸地に堆積するわけですが、気仙沼市大谷海岸の崖で、過去約6000年分の地層について津波堆積物の有無を調べたところ、確認されたとのこと。この崖は、標高約3メートルの位置にあるため、数メートルの津波では堆積物は生じないことから、巨大津波の存在が推定されています。
思うのは、このような研究が、何故震災前に行われなかったのか?ということです。一部では、1000年に1回の大災害についての指摘もあったと聞きますが、それがより周知されていれば、3月の地震に対する初動も変わっていた気もしますけれどもね。
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これはつまり、三陸地方の太平洋沖合では、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の巨大地震が「1000年に1回」の頻度で繰り返し起きていた可能性を示すもので、国や自治体の防災計画の見直しに役立つかもしれないと述べられています。
津波は海砂や大きな石、貝殻などを運び、これらが陸地に堆積するわけですが、気仙沼市大谷海岸の崖で、過去約6000年分の地層について津波堆積物の有無を調べたところ、確認されたとのこと。この崖は、標高約3メートルの位置にあるため、数メートルの津波では堆積物は生じないことから、巨大津波の存在が推定されています。
思うのは、このような研究が、何故震災前に行われなかったのか?ということです。一部では、1000年に1回の大災害についての指摘もあったと聞きますが、それがより周知されていれば、3月の地震に対する初動も変わっていた気もしますけれどもね。
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