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Channel: つらつら日暮らし
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磨いた数珠の話?(仏教中世なぞなぞ集14)

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前回】の答えですが、問1:しとミ(蔀)。問2:十六らかん(十六羅漢)。問3:しされ(師去れ・退され)。以上です。どうでしたか?解けましたか?

さて、鈴木棠三氏編『中世なぞなぞ集』(岩波文庫)を入手したので、それから適宜「仏教に関わるなぞなぞ」を採り上げて、見ていきたいと思います。なお、解答については、もしコメント欄で正解をお寄せいただいた場合には、正答と申し上げますし、コメント投稿が無い、もしくは正解者がいない場合には、次回連載記事に掲載しますので、挑戦してみてください。

記事は、「問い」と、編者の鈴木氏による解説を部分的に紹介(全てを紹介すると、分かっちゃうのでそれはしません)し、後は拙僧自身のヒントを掲載したいと思います。解説やヒントを見たくない人のために、反転文字(反転文字←読みたい人は、空白の部分をマウスで範囲指定してください)にしておきます(携帯電話には未対応です)。

今日は連載14回目です。

問1:みがきじゆず

解説:数珠を磨いて濁りを取ると……

ヒント:磨くと濁点が取れるわけですね。なお、答えはよく分かりませんが、どうやら織物の一種のようです。

※ここから、底本は『謎之本』になります。16世紀末から、17世紀初頭に掛けて編集された文献のようです。

問2:いはい

解説:特に無し。

ヒント:いや、これ、能く分からないです。「過ぎ名のしゃれ」と書いてあるのですが・・・

問3:天狗の女房坊主たゝいた

解説:天狗は魔と解くのが常道。天狗の女房は魔妻で豆。坊主を師と解くのも定藤。たたくは打ち。

ヒント:答えについては、今でもまだ作っているところがあるようですので、分かる人も多いことでしょう。

ということで、毎回3問くらい出していこうと思いますけど、是非是非頭をフル回転してみてください。今時の「クイズ」とも違うので難しいと思いますけど、これはこれで楽しいですよ。

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これまでの連載は【ブログ内リンク】からどうぞ。

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