浪江の甲状腺被曝量、チェルノブイリの千分の1(YomiuriOnline)
東京電力福島第一原子力発電所から20キロ前後に位置する福島県浪江町の住民の甲状腺被曝量は、チェルノブイリ原発事故後の周辺住民の被曝に比べ、1万〜1000分の1だったことが、札幌医大の高田純教授(放射線防護学)の調査で判明したそうです。
18日に神戸市内で開かれた日本放射線影響学会で発表しています。
原発事故で施設外へ放出される放射性物質のうち、ヨウ素131(半減期約8日)は甲状腺にたまりやすく、被曝量が多ければ甲状腺がんを引き起こす可能性があると指摘されています。
しかし、高田教授は事故後の4月8、9日、同県内の避難所で、18歳〜60歳代の浪江町民計40人の甲状腺被曝量を測定しています。結果は3・6〜7・8ミリ・シーベルトで、平均は約5ミリ・シーベルトだったとのこと。一方、チェルノブイリの周辺住民は、数シーベルトから50シーベルトとされており、数値が圧倒的に違うと、チェルノブイリの1000分の1だという事みたいです。
これが事実であることを願うばかりですね。ただ、その少ない数値でも、もちろん、完全なる安心が出来るわけでは無いのでしょうけれども、少ない方が良いのでしょうから・・・ただ、セシウムの問題や、他の放射性元素の問題もあるし、不安が続きますね。
一方で、こんな酷いデマもあるようです。
「日本に行くと妊娠できない」香港でデマ(日刊スポーツ)
東京電力の福島第1原発事故に関し「日本に行くと妊娠できなくなる」などのうわさが香港で流れ、人々に無用の恐れを抱かせているとして、隈丸優次・駐香港日本総領事は18日、香港メディアを対象に記者会見を開き、これらのうわさは「完全なデマだ」と説明しています。
香港は日本にとって農林水産物の最大輸出先となっており、日本への観光客も年間50万人に上るため、こうしたうわさは深刻な風評被害につながりかねず、看過できないとして明確に否定することにしたそうです。
香港では最近、原発事故による放射性物質の影響について「日本に行くと嘔吐(おうと)が止まらなくなる」「何年も妊娠できなくなる」といったうわさがインターネット上などで流れ、一部香港紙は今も、日本産食品の放射性物質による汚染などについて大々的に報じたそうです。
何か裏がありそうですね。
なお、隈丸総領事は集まった十数人の記者に対し、「いろいろなうわさを耳にするかもしれないが、日本へ旅行しても何も問題はなく、安全だと保証する」と強調しています。
今はこうするしか無いけれども、しかし、その最大の理由は、迅速に正確、かつ、最悪を想定した情報を出さなかった日本政府、特に菅直人前首相の無能にあることを忘れてはならないところです。
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東京電力福島第一原子力発電所から20キロ前後に位置する福島県浪江町の住民の甲状腺被曝量は、チェルノブイリ原発事故後の周辺住民の被曝に比べ、1万〜1000分の1だったことが、札幌医大の高田純教授(放射線防護学)の調査で判明したそうです。
18日に神戸市内で開かれた日本放射線影響学会で発表しています。
原発事故で施設外へ放出される放射性物質のうち、ヨウ素131(半減期約8日)は甲状腺にたまりやすく、被曝量が多ければ甲状腺がんを引き起こす可能性があると指摘されています。
しかし、高田教授は事故後の4月8、9日、同県内の避難所で、18歳〜60歳代の浪江町民計40人の甲状腺被曝量を測定しています。結果は3・6〜7・8ミリ・シーベルトで、平均は約5ミリ・シーベルトだったとのこと。一方、チェルノブイリの周辺住民は、数シーベルトから50シーベルトとされており、数値が圧倒的に違うと、チェルノブイリの1000分の1だという事みたいです。
これが事実であることを願うばかりですね。ただ、その少ない数値でも、もちろん、完全なる安心が出来るわけでは無いのでしょうけれども、少ない方が良いのでしょうから・・・ただ、セシウムの問題や、他の放射性元素の問題もあるし、不安が続きますね。
一方で、こんな酷いデマもあるようです。
「日本に行くと妊娠できない」香港でデマ(日刊スポーツ)
東京電力の福島第1原発事故に関し「日本に行くと妊娠できなくなる」などのうわさが香港で流れ、人々に無用の恐れを抱かせているとして、隈丸優次・駐香港日本総領事は18日、香港メディアを対象に記者会見を開き、これらのうわさは「完全なデマだ」と説明しています。
香港は日本にとって農林水産物の最大輸出先となっており、日本への観光客も年間50万人に上るため、こうしたうわさは深刻な風評被害につながりかねず、看過できないとして明確に否定することにしたそうです。
香港では最近、原発事故による放射性物質の影響について「日本に行くと嘔吐(おうと)が止まらなくなる」「何年も妊娠できなくなる」といったうわさがインターネット上などで流れ、一部香港紙は今も、日本産食品の放射性物質による汚染などについて大々的に報じたそうです。
何か裏がありそうですね。
なお、隈丸総領事は集まった十数人の記者に対し、「いろいろなうわさを耳にするかもしれないが、日本へ旅行しても何も問題はなく、安全だと保証する」と強調しています。
今はこうするしか無いけれども、しかし、その最大の理由は、迅速に正確、かつ、最悪を想定した情報を出さなかった日本政府、特に菅直人前首相の無能にあることを忘れてはならないところです。
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