「車泥棒、ドイツでは簡単」=ポーランド大使発言が波紋(時事通信)−Yahoo!ニュース
微笑ましいというと語弊があるのかも知れませんが、とても興味深い記事でした。
今回の一件ですが、最近のドイツでは、自動車盗難事件が多発しており、社会問題になっているそうですが、どうも、その影には、ポーランドの窃盗団の犯行と見られているそうで、ドイツ―ポーランド両国の関係に悪影響を与えているようです。御存知の通り、かつてのナチスドイツは、ポーランド侵攻で、事実上の第二次世界大戦の幕開けをしていますので、或る意味、その時代並みの一触即発でしょうか?
さて、実情ですが、ポーランドと隣接するドイツのブランデンブルク州の国境沿いでは、出入国審査を廃止し、国境を自由に移動できるシェンゲン協定にポーランドが加わった2007年から10年の間に、自動車盗難が3.5倍に増加したそうです。特に、オーデル川を挟んで同国と向かい合うフランクフルト・アンデアオーデルでは5.9倍に急増したとのこと。これは、明らかにポーランドの窃盗団のせいでしょうね。
とはいえ、こういう時に、欧州の政治家はセンスが良い。ポーランドのプラフダ駐独大使は、「ドイツで自動車を盗むのはあまりに簡単」と発言したそうです。もちろん、波紋を呼んでいる発言ですが、大使の真意はポーランドの責任ばかりが問われることへの不快感から、ドイツ側の対策の不備を指摘した格好です。
まぁ、「盗まれた国の警察の問題」と主張したということですが、これ、ただの責任転嫁では無くて、ポーランドの自動車盗難被害は、1999年の7万2000台から10年には1万6500台に激減したと自国の取り組みを紹介したそうです。
よって、ドイツの警察よ、もっと精進せい、という話なのでしょうが、これ、国境を自由に移動できるようになって、ポーランド国内での犯罪が減っただけ、とかいうオチでは無いんでしょうかね。そして、或る意味盗っ人猛々しいプラフダ氏の発言が微笑ましくて、記事にしましたが、もちろん、窃盗は明確な犯罪なので止めましょう。
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今回の一件ですが、最近のドイツでは、自動車盗難事件が多発しており、社会問題になっているそうですが、どうも、その影には、ポーランドの窃盗団の犯行と見られているそうで、ドイツ―ポーランド両国の関係に悪影響を与えているようです。御存知の通り、かつてのナチスドイツは、ポーランド侵攻で、事実上の第二次世界大戦の幕開けをしていますので、或る意味、その時代並みの一触即発でしょうか?
さて、実情ですが、ポーランドと隣接するドイツのブランデンブルク州の国境沿いでは、出入国審査を廃止し、国境を自由に移動できるシェンゲン協定にポーランドが加わった2007年から10年の間に、自動車盗難が3.5倍に増加したそうです。特に、オーデル川を挟んで同国と向かい合うフランクフルト・アンデアオーデルでは5.9倍に急増したとのこと。これは、明らかにポーランドの窃盗団のせいでしょうね。
とはいえ、こういう時に、欧州の政治家はセンスが良い。ポーランドのプラフダ駐独大使は、「ドイツで自動車を盗むのはあまりに簡単」と発言したそうです。もちろん、波紋を呼んでいる発言ですが、大使の真意はポーランドの責任ばかりが問われることへの不快感から、ドイツ側の対策の不備を指摘した格好です。
まぁ、「盗まれた国の警察の問題」と主張したということですが、これ、ただの責任転嫁では無くて、ポーランドの自動車盗難被害は、1999年の7万2000台から10年には1万6500台に激減したと自国の取り組みを紹介したそうです。
よって、ドイツの警察よ、もっと精進せい、という話なのでしょうが、これ、国境を自由に移動できるようになって、ポーランド国内での犯罪が減っただけ、とかいうオチでは無いんでしょうかね。そして、或る意味盗っ人猛々しいプラフダ氏の発言が微笑ましくて、記事にしましたが、もちろん、窃盗は明確な犯罪なので止めましょう。
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