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米長邦雄永世棋聖が将棋ソフト「ボンクラーズ」に敗北

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米長元名人、将棋ソフトに負けた!…男性プロ初の屈辱(スポーツ報知)−Yahoo!ニュース

将棋の元名人、永世棋聖で日本将棋連盟・米長邦雄会長(68)が14日、東京・渋谷区の将棋会館でコンピューター将棋ソフト「ボンクラーズ」と対局し、後手の米長が113手で敗れています。

「第1回将棋電王戦」と題した今回の対戦でしたが、引退しているとはいえ、男性プロ棋士が公の場でコンピューターに敗れるのは史上初めてと話題になっています。

米長氏は「(15世名人の故)大山康晴と指した感じ」と、かつて目標とした大名人を引き合いに出して完敗を認めたそうです。大山氏は名人18期など、歴代1位のタイトル獲得数80期、受けの棋風で一時代を築いた伝説の棋士ですね。

今回の米長氏は、最初の一手を、プレ対局でも採用した△6二玉にしましたが、前例の少ない手から始めることで、コンピューターの思考回路を混乱させようとし、奇襲戦法は成功し、序盤は優勢に進めたものの、どこまでも正確かつ冷静なコンピューターの受けを攻め切れず次第に劣勢になり、逆に攻め込まれてからの終盤は一方的な展開となったとのこと。

コンピューターの次の標的は、現役のプロ棋士だそうで、「ボンクラーズ」開発者の伊藤英紀さん(49)は「究極的には渡辺(明)竜王ら最強レベルの棋士を目標にしています」とのこと、まぁ当然でしょう。

1997年にチェスの世界王者がコンピューターに敗れて15年になりますが、将棋界も、ついに人間のプライドが試される時期に突入したと報道されています。まぁ、それでも、現役トップ棋士には勝てないと思いたいですが、それは今後対局で実証するしか無いですね。

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