第５９回『正法眼蔵』勉強会は昨日終了　次回は９月１７日（金）

昨日の、「くりのみ会」の『正法眼蔵』勉強会ですが、９人（男性７名・女性２名）の方が来られました。内、１人の方は初めて来られた方です。皆さまありがとうございます

なお、昨日は、『正法眼蔵』「光明」巻の６回目になります。

因みに昨日は、雲門文偃禅師の話をいたしました。余りに有名な公案ですね。

雲門自代云、僧堂・仏殿・廚庫・三門。いま道取する自代は、雲門に自代するなり、大衆自代するなり、光明に自代するなり、僧堂・仏殿・廚庫・三門に自代するなり。
　　　　『正法眼蔵』「光明」巻

この解釈について、特に「自代」について話をしました。当然に、何かが「水から代わる」わけですけれども、何が代わっているのか？当然に雲門文偃ではなく、ここで言われているのは「光明」ですが、いきなり、「光明」といってしまうと、我々はそれにとらわれ矮小化します。よって、何も言われず、ただその働きとしての「自代」がいわれるのです。

次回は以下の通りの開催です。「光明」巻の最後の部分を読んでいきます。その次は、「十方」巻を用意しておきます。

●次回（９月）の日程

日時：平成２２年９月１７日（金）
　　　　午後６時半〜８時半
場所：東京都江戸川区タワーホール船堀４Ｆ和室（入り口の掲示板でご確認下さい）
　　　　　都営新宿線「船堀駅」の隣



テキスト：『正法眼蔵』「光明」巻（７回目・最終回、次は「十方」巻）

参加費（会場費・準備費）
　　一般1,000円
　　学生500円

準備物：テキストは当方で準備しますので、筆記用具をお持ち下さい。
服　装：坐禅をしますので、足を締め付けないゆったりとした格好でお越しください。

●一回毎の流れですが以下の通りです。

『正法眼蔵』「一顆明珠」巻音読（15分）
　　※テキストは当方で準備します。
　　　↓
坐禅（座禅）（20分）
　　　↓
拙僧による解説（65分）
　　　↓
質疑応答・雑談（5分）
　　※合間毎に休憩が入ります

●問い合わせ先

メールでお問い合わせいただく場合、この勉強会を主宰されている「くりのみ会」の鈴木先生kurinomi@aa.cyberhome.ne.jpにご連絡下さい。

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