良寛さんが、たった一口で日常生活や仏道修行で足りないところを言い当てる、それがこの「一口戒語」。
学者めきたる話。
「めき」というのは、「〜らしい様子」という意味の言葉ですので、前回の「その32」同様に、学者めいた話ということを、良寛さんは批判的に採り上げています。その時にも申し上げましたが、学者というのは、今時の研究者というよりも、当時の漢学者、儒学者などを意味していて、人の心に素直な様子を明らかにするというよりも、事象をこねくり回して難しく語ることを仕事にしていたような所があります。それを良寛さんは批判しているわけであります。
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「めき」というのは、「〜らしい様子」という意味の言葉ですので、前回の「その32」同様に、学者めいた話ということを、良寛さんは批判的に採り上げています。その時にも申し上げましたが、学者というのは、今時の研究者というよりも、当時の漢学者、儒学者などを意味していて、人の心に素直な様子を明らかにするというよりも、事象をこねくり回して難しく語ることを仕事にしていたような所があります。それを良寛さんは批判しているわけであります。
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