浦安の看護師殺害事件　同マンションの住人を逮捕

浦安の看護師殺害　同じマンションの２６歳会社員の男を逮捕「どぶに凶器捨てた」（産経新聞）−Yahoo!ニュース

千葉県浦安市のマンションで４月、仙台市の看護師、長谷川かなえさん（２３、仙台市宮城野区）が殺害されているのが見つかるという、とても不思議な事件がありました。状況が変わっていたので、この事件は強く覚えています。

語弊のある表現を敢えて行えば、それこそ、刑事ドラマに出て来るんじゃ無いか？っていうシチュエーションの事件だったんですけど、県警浦安署捜査本部は２１日、殺人容疑で同じマンションの５階に住む会社員、西岡大志容疑者（２６）を逮捕したそうです。

西岡容疑者は現場となった長谷川さんの元交際相手の知人男性（２３）の２階の部屋から、西岡容疑者と同じＤＮＡ型の毛髪が見つかっていたそうで、この辺の物証が決め手でしょうか。

また、西岡容疑者は当初、聴取に対し「関係ない」と話したが、次第に関与をほのめかすようになり、凶器については「近くのどぶに捨てた」などと供述したため、県警は捜索を行って凶器の発見を急いでいるようです。

この事件は、４月３０日朝に発覚しています。長谷川さんの知人男性が午前７時４０分ごろに帰宅したところ、長谷川さんが布団の中で血を流しているのに気付き、１１９番通報したものの、左胸を刃物で一突きされており、すでに死亡していました。

そして、室内にあった複数の包丁の中から１本がなくなっていたとのこと。

発見当時、部屋は施錠されていたほか、マンション出入り口はオートロックの自動扉で、防犯カメラに住民以外の不審な人物は写っていなかったため、県警ではマンション住人の犯行の可能性があるとみて慎重に捜査していたようです。

長谷川さんは連休を利用して知人男性と会うため２９日に仙台から上京し、同日深夜まで都内に住む弟と食事をした後、３０日午前３時ごろにマンションを訪れ、知人男性が郵便受けの中に用意した合鍵で男性宅に入ったとみられています。

そこで事件に巻き込まれたようです。

「部屋は無施錠」＝女性一人暮らしと―容疑者の男供述・看護師殺害（時事通信）−Yahoo!ニュース

なお、殺人容疑で逮捕された西岡大志容疑者（26）が「侵入した時、部屋は無施錠だった」と供述しているそうで、また、「盗みの目的で入り、気付かれて刺した」とも供述しているようです。

マンション内で偶然、長谷川さんの姿を見掛け、女性の一人暮らしなら侵入しやすいと思ったという趣旨の話もしているようなので、もしかすると常習犯だった可能性も有ります。

同じマンション住人が犯人という、とても恐ろしい、都会であればどこでも起こりうる話だと思います。

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