人気マンガ「黒子のバスケ」作者への脅迫事件について

文化放送にも中傷文書　「黒子のバスケ」の作者、被害相次ぐ（スポーツニッポン）

週刊少年ジャンプに連載中の人気漫画「黒子のバスケ」の作者藤巻忠俊さんが在籍していた高校などで中傷文書が相次いで見つかった事件が話題になっています。

そして、文化放送（東京都港区）にも藤巻さんを中傷する文書と液体の入った容器が届いていたそうです。文化放送は同日、警視庁愛宕署に被害届を提出しています。

中傷文書は今月中旬以降、藤巻さんが通っていた上智大学、戸山高校（新宿区）などにも届き、計約１０カ所に届いているそうです。手口から同一犯とみて威力業務妨害容疑で捜査しているとのこと。

なお、番組の担当者が２９日に開封したところ、藤巻さんを中傷する文書と液体の入った容器を発見し、文書にはほかにも「番組を取りやめなければ危害を加える」といった趣旨も書かれていたそうです。

文化放送は「黒子のバスケ」のインターネット番組を放送しており、文書と容器は番組宛てに届いていたそうです。これだけならば、手の込んだイタズラのような感じですが、そうも言っていられないのが、以下の報道です。

黒子のバスケ作者脅迫　致死量の硫化水素発生の可能性（産経新聞）−Yahoo!ニュース

今月１２日に上智大（東京都千代田区）で発見された液体が、気化すれば致死量を大幅に上回る硫化水素を発生した可能性が高いそうです。これは、かなり危険ですね。イタズラに終わらず、殺意を感じますが、大丈夫でしょうか。

また、来年１月に「黒子のバスケ」のイベントが予定されている「札幌コンベンションセンター」（札幌市）にも、イベントの中止を求める文書や液体の入った容器が届いていたことも判明しており、藤巻さんあての脅迫文は今月中旬以降、少なくとも１０カ所以上に送られており、警視庁捜査１課は文面や手口などから、同一犯とみて威力業務妨害容疑などで捜査しているそうです。

かなり執念深い感じですね。だとすると、意外と犯人は作者の周辺にいたりするのでは？これだけ送られているということは、逆に犯人逮捕のための証拠を分かりやすくする気がしますので、すぐに見付かりそうですが・・・

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