日本でも国産無人偵察機を開発へ（追記・バナナ価格下落）

国産無人偵察機を開発へ…ミサイルを早期探知（読売新聞）−Yahoo!ニュース

防衛省は来年度予算の概算要求で、「滞空型無人機システムの研究」として４年間で計３０億円を計上するそうです。そして、１２月に決定する予定の予算案にも一定額が盛り込まれる見通しとのこと。

防衛省は現在、弾道ミサイルの探知システムとして、地上配備型レーダーとイージス艦を配備し、米軍の早期警戒衛星の情報（ＳＥＷ）の提供も得て対処しています。

しかし、レーダーなどは一定の高度に上がった段階でないと探知できないという制約があります。まぁ、地球は丸いですからね。

４月に北朝鮮が人工衛星と称して発射を強行した弾道ミサイルについても、打ち上げに失敗して低い高度で落下したため探知できなかったとされています。

これに対し、実用化を目指す無人機は高度約１万３５００メートルを飛べ、日本近海の上空から、低い高度の動きの探知が可能となります。まぁ、額面通りに機能するかどうかは別問題なんですけどね。

この無人機は、当然にパイロットが乗らないため、２２時間ほどの連続航行も可能と想定しているとのこと。まぁ、いざとなれば気球でも上げておけ、っていう話には・・・ならないんですね。

防衛省はまず来年度には、無人機の試験機の基礎設計を行い、試験機が完成後に強度調査などを進めた上で、２０２０年度の実用化を目標とします。

熱を感知する赤外線センサーについてはほぼ開発済みで、防衛省幹部は「技術的な基盤はそろっている」そうです。

無人機による警戒監視が実現すれば、地上配備型レーダーより早く弾道ミサイル発射を探知でき、早期に迎撃態勢を取れるほか、衛星では難しい発射後の追尾もできるため、発射後に失速した場合も航跡を捕捉し続けることが可能になるようなので、何よりですね。

東アジアでは、四面楚歌・・・いや、南のフィリピンはまだ味方か？なので、ちゃんと自分で身を守る方法くらいは確立しておかないと。

バナナ:中比関係悪化で、日本の店頭価格が下落（毎日新聞）

南シナ海・南沙諸島の領有権をめぐり対立を深める中国が、フィリピン産バナナに事実上の輸入制限措置を発動したところ、行き場を失ったバナナが日本に流れ込んで市況を押し下げており、バナナ価格が下がっているとのこと。ほら、こんな感じですよ。

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