鉄道列車を襲った２つの受難（秋田新幹線・東海道線）

秋田放送記者が線路脇で撮影、新幹線緊急停止に（読売新聞）−Yahoo!ニュース

秋田県大仙市の秋田新幹線脱線事故現場付近で４日、秋田放送の男性記者が、運転が再開されたばかりの「こまち」を撮影しようと線路脇に入り込んだため、試運転中だった秋田新幹線新型車両「Ｅ６系（スーパーこまち）」を緊急停止させていたそうです。

この影響で東京発秋田行きの「こまち１３号」の到着が「３分」遅れるなどしていますが、問題は時間では無く、この記者の行為であり、その安全意識の欠如、というべきでしょうか。

さて、今回緊急停止したのは４日午前９時４２分頃だそうで、ＪＲ奥羽線刈和野―神宮寺駅間で、スーパーこまちの運転士が人の立ち入りに気付いたそうです。安全確認後、１７分後に試運転を再開しています。

記者が所属する秋田放送によれば、線路脇の電柱付近で三脚を立てて撮影していたそうですが、線路に入ってはならないことくらい知らなかったのでしょうかね？

秋田放送の立田聡社長は「乗客の皆様に多大なご迷惑をおかけし、深くおわびします。今後、取材のあり方を総点検し、厳しく指導します」とのコメントを出したそうですが、当然にそうすべきでありましょう。というか、普通なら分かると思うのですが、余程進入禁止区域が分かり難いところだったのでしょうか？

それにしても、こういう問題起こすのは、鉄道マニアだけでは無かったのですな。

＜ＪＲ東海道線＞３本の列車の窓ガラスにひび　故意に衝撃か（毎日新聞）−Yahoo!ニュース

５日午後９時半ごろから同１０時ごろにかけて、ＪＲ東海道線で、西明石から大阪方面に向かう３本の列車の窓ガラスにひびが入っているのが相次いで見つかっています。

しかし、どの場合もけが人などはなかったものの、ＪＲ西日本では故意に外部から衝撃を与えられた可能性もあるとみて兵庫県警と大阪府警に通報したそうです。もしそうなら、悪質ですな。

さて、昨日の９時２８分ごろ、兵庫県芦屋市のＪＲ芦屋駅構内で、西明石発松井山手行き普通列車（７両、乗客約２００人）の２両目右側の窓ガラスにひびが入っているのを乗客が発見し、約１０分後には神戸市東灘区のＪＲ住吉駅構内で西明石発同志社前行き普通列車（７両、乗客約２００人）の２両目と３両目のいずれも右側の窓ガラスにひびが入っていたとのこと。

さらに２０分後には大阪市北区のＪＲ大阪駅構内で、西明石発高槻行き普通列車（７両、乗客約１００人）の５両目右側の窓にひびが入っていたそうですが、これは明らかに誰かが石をぶつけた可能性が高いように思いますが、どうなんでしょう？

なお、走行中の異音などは報告されていないそうですが、むぅ・・・

とりあえず、今の段階では、乗客などにけが人が出る状況では無いですけど、再発防止が必要でしょうね。大変でしょうが・・・

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