＜国民栄誉賞＞長嶋茂雄氏と松井秀喜氏がダブル受賞？

＜国民栄誉賞＞長嶋、松井両氏に…ミスタープロ野球、ゴジラ（毎日新聞）−Yahoo!ニュース

日本政府は１日、プロ野球・元巨人監督の長嶋茂雄氏（７７）と、巨人や米大リーグ・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏（３８）に国民栄誉賞を授与する方針を固めたそうです。

正式に決定すれば、２月に大相撲の元横綱・大鵬の故・納谷幸喜氏に授与したのに続き、２２、２３例目になるようです。

また、今回のような２人同時は、１９８４年に俳優の長谷川一夫氏と冒険家の植村直己氏に贈って以来とのこと。

しかし、余りに唐突すぎたのと、後、基準の曖昧さが気になってしまい、４月１日という状況から、エイプリルフールだと思いました。それくらい、妙な違和感が・・・

さて、安倍晋三首相は１日、首相官邸で記者団に「長嶋さんは戦後の最高のスーパースター。本来ならもっと早く決定すべきだった。松井さんは日米で最優秀選手になった」と両氏を称えたそうで、菅義偉官房長官も記者会見で「事務当局に検討を進めるよう指示した」と述べたとのこと。

菅氏は、長嶋氏への授与を「『ミスタープロ野球』と呼ばれるなど、誰もが認めるスターとしてプロ野球を国民的スポーツに高めた」と強調し、松井氏に関しては「日米を通じて２０年間にわたり数々のすばらしい成績を残し、『ゴジラ』の愛称で日米の多くの国民に親しまれた」と述べたそうです。

いや、これは、読売巨人軍というチームの上でいわれることで、なるほど、長嶋氏はまだ国民的スターだったかもしれませんが、松井氏もそうだといえるのでしょうかね？まぁ、マスコミの報道を見ると、みんな大喜びしているような印象を得てしまいますが、拙僧的にはどうも・・・

ただし、今回の栄誉賞の授与はまず松井氏から検討が始まったと報道されており、首相が昨年１２月２９日、福島県に視察に向かう新幹線内で、引退表明したばかりの松井氏への授与を思い立ったとのこと・・・安倍首相の思い付き？

そんな程度で決まってしまうのか？だから、主観的だという批判が・・・

なお、納谷氏が１月１９日に死去したため、菅氏は同３１日、納谷氏への授与を検討するよう内閣府に指示しており、納谷氏に生前に授与しなかったことを踏まえ、政府内で松井氏と長嶋氏の同時授与論が浮上したそうです。長嶋、松井両氏が師弟関係にあることも考慮したとのこと。

政府は５月５日に行われる松井氏の引退式で両氏に授与することを検討しており、政府関係者は「２世代で楽しんでもらえるのではないか」と話しているそうです。個人である野球選手の引退式が、政府的行事に？何か、妙な浸透を感じるんですけどね。

拙僧は元からアンチ巨人ですし、いや、アンチセリーグですから、今回の受賞、とにかく違和感ばかりが際立つ結果となっております。

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