ヤンキースがドラフトで日本人の加藤内野手を指名

ヤンキースが日本人の加藤内野手を指名（日刊スポーツ）

ヤンキースは６日（日本時間７日）、新人選択会議（ドラフト会議）第１日に、２巡目（全体６６位）で日本人の加藤豪将内野手（１８）を指名しています。

幼少期に米国に移った加藤選手はサンディエゴのランチョ・バーナード高でプレーしており、右投げ左打ちで俊足の二塁手として、今季は３３試合に出場して打率３割５分５厘、１１本塁打、３１打点の好成績を収めました。

なお、加藤選手はドラフトの結果を見て、地元メディアに対し「指名は期待していなかった。びっくりして、しばらく口もきけなかった」とコメントしています。

加藤選手既に、はカリフォルニア大ロサンゼルス校（ＵＣＬＡ）への進学を決めていたようですが、指名を受けたことでプロ入りするとみられています。

更に、ヤンキースのオッペンハイマー副社長は「２巡目で獲得できてうれしい。われわれの見立てでは走力が高く、打撃にはパワーがあり、守備もいい」とコメントしています。

これまでも、大リーグのドラフトでは２００２年にロッキーズがアリゾナ・ウエスタン短大の坂本充外野手を２４巡目（全体の７１１番目）で、０９年には北海道・駒大苫小牧高で全国高校野球選手権優勝経験のあるデザート短大（カリフォルニア州）の鷲谷修也外野手を１４巡目（全体の４１２番目）でそれぞれ指名したことがありますが、全体６６位という加藤選手の数字、どれほどの高評価だったか、驚かされます。

今後、数年を経て一流の選手に成長していくことを期待しております。

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