良寛禅師一口戒語（その６８）

良寛さんが、たった一口で日常生活や仏道修行で足りないところを言い当てる、それがこの「一口戒語」。

このんでから言葉をつかふ。

内容を把握するのに、ちょっと難儀しましたが、そのまま訳して考えれば、相手のこと（または自分が使おうとする言葉）を好んでから、言葉を使う、ということになるでしょうか。余り悪い事とも思えないのですが、一応「戒語」なので、問題をイメージしながら考えますと、結局、言葉を使う段階で、選り好み・依怙贔屓してしまうので問題がある、ということになるのかもしれません・・・

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