ＴＢＳドラマ「クロコーチ」に本物の神奈川県庁舎でのロケを許可

「知事逮捕」ドラマに「出たい」知事がロケ許可（YomiuriOnline）

「神奈川県知事が殺人容疑で逮捕される」という筋書きのＴＢＳドラマ「クロコーチ」に、本物の県知事が理解を示し、県庁舎（横浜市中区）でのロケを許可したそうです。

確かに、現在の神奈川県の黒岩知事は、警察出身・・・では無くて、フジテレビのキャスターだったわけですが、「面白いじゃないか、と言って快諾した」と明かしたそうです。

しかし、県民には「話題になっていい」「ふさわしくない」などと賛否両論の声があるとのこと。批判する奴の気が知れん・・・

さて、「クロコーチ」ですが、長瀬智也さん演じる神奈川県警捜査２課の刑事・黒河内が、県議らの醜聞を利用して独自情報を集め、知事の犯罪や三億円事件の真相、警察組織の闇に迫っていくという内容であり、黒河内自身が賄賂を取ったり、襲撃者を撃ち殺したりする過激な内容であります。

県庁舎課によると、９月２３日、本庁舎正面玄関前がロケに使われたほか、ＴＢＳ側から「再度、使用をお願いするかも」との話があったそうです。

なお、黒岩知事は「職員を通じて話を聞いた時、『自分も出たい』と言ったが、まだオファーがない」と話しているそうですが、是非、ニュースキャスター役で・・・

ところで、神奈川同様、県庁舎がロケに使われることが多い群馬県や茨城県の担当者は「県や知事のイメージダウンにもつながりかねないのに、勇気ある決断だと思う」と驚きを隠していないそうです。まぁ、内容的にはそうなんですかね。

だが、１０月１１日の初回放送後、県には電話やメールで「県がこんな内容のドラマに協力するのはふさわしくない」との苦情が数件寄せられ、一方、庁舎公開イベントに参加していた横浜市保土ヶ谷区の主婦（４３）は「ドラマに知っている場所が出ているのがうれしい。ドラマは過激だけど、話題になるのでいいのでは」と好意的な意見もあります。

ところで、神奈川県庁舎は、「キングの塔」とも呼ばれるそうで、１９２８年に完成し、近代的なビル建築に和風の瓦屋根を載せた「帝冠様式」の重厚な建物で、９６年に国の有形文化財に登録されています。２００４年に映画「笑の大学」（三谷幸喜原作・脚本）のロケ地となったのを始め、これまでに映画やドラマ計２０作品の舞台となっています。

せっかく、神奈川県の内容なんですからね、ロケした方が良いでしょう。このドラマも、いよいよ盛り上がってきました。

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