デーブ大久保氏　解雇された西武を提訴

デーブ、西武を訴える　雄星シーズン中に異例の出廷へ（夕刊フジ）−Yahoo!ニュース

選手への暴行などを理由に昨年７月、西武を解雇された大久保博元・前２軍打撃コーチ（４３）が２７日、西武球団を相手に契約解除の無効、未払い報酬の支払い、名誉毀損に対する損害賠償２０００万円を求め、東京地裁に提訴したそうです。ごねますなぁ。

なお、公判では、球団が大久保氏に暴行されたと証言した菊池雄星投手（１９）に証人として出廷を求める意向で、悪目立ちしそうな裁判になりそうですね。

でも、デーブ大久保氏については、今回の解雇の直接原因の他にも、色々と「事件」が報道されていましたけど、そのイメージからすれば、西武が昨年、シーズン途中にもかかわらず、異例の契約解除を決定したことについて、当然だとも思ったのですが、裁判所がどう判断するかですね。

なお、直接原因とされた、菊池投手との一件については、大久保氏は「乱れていた生活態度を注意しようとしたところ、雄星から頭を突き出してくるなど威嚇され、それを防衛するための行為で決して暴力行為ではない」と主張するなど、終始、不当解雇であることを訴えたそうです。

大久保氏にとって厳しいと思うのは、契約解除後、大久保氏は地位保全などを求める仮処分申請をしたものの、東京地裁、東京高裁ともこれを棄却しています。打倒だったということになるかと思います。

そして、大久保氏は今回、改めて契約解除の無効、昨年８月からの報酬の支払いなどを求めて提訴したわけですね。

大久保氏側は、雄星に暴行したとされる現場にいた関係者ほか、雄星本人にも証人として出廷を求める考えだそうですが、大久保氏の弁護士、阿部鋼氏によると「当然、雄星投手を証人として申請することになります。裁判所も申請を認めることは間違いなく、出廷は６月から８月になるのでは」と話しています。当然、６月から８月といえば、プロ野球のシーズン真っ盛りなわけで、しかも、証人は裁判所からの出廷要請を拒絶できず、雄星が１軍の登板日に出廷する可能性もあるちわれています。

拙僧、菊池投手についても、様々な「悪い噂」の報道を見ているので、肩を持つ気はありませんが、しかし、シーズン中に裁判をぶつけようとする大久保氏と弁護士。少なくとも、彼に「コーチ」をする資格はないように思います。というか、この一件を通して、自ら資格が無いことを表明したように思います。道理が通りませんよ。

多少コーチング技術や、実績があるのかもしれませんが、人間性の本質で、こういう「悪質さ」を見せ付けられると、同情すら出来ませんな。

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