1年前から周到に準備=海外革命勢力とも接触―反体制グループが証言・エジプト(時事通信)−Yahoo!ニュース
エジプトのムバラク独裁政権崩壊につながった民主化要求運動で、反体制グループ幹部の発言で、約1年前から東欧の元反体制派にメンバーを派遣して過去の民主化革命の事例を研究し、警官隊による武力弾圧への対策も練るなどして、周到に計画を進めていたそうです。
拙僧自身もそうだと思っていましたが、30年に及ぶ強権体制を築いたムバラク前大統領を辞任に追い込んだ政変(余り、革命とはいいたくない)は、チュニジアのベンアリ独裁政権崩壊に触発されたエジプト民衆の怒りが爆発した偶発的な「民主化ドミノ」だと思っていました。
しかし、反体制グループがかなり前から準備を進めていたことも政変を後押ししたと言えそうです。
反体制グループ「4月6日運動」は、2000年のミロシェビッチ元ユーゴスラビア大統領失脚で活躍した学生運動グループ「オトポール」に約1年前、複数のメンバーを派遣して接触し、04年のウクライナ大統領選の不正に市民が抗議した「オレンジ革命」、旧ソ連衛星国の政権が連続的に倒れた東欧革命の事例も研究したそうです。
まさに、臥薪嘗胆の様子ですな。
なお、幹部は、「暴力と破壊には反対だ」と強調した上で、警官隊のゴム弾による負傷を防ぐため、ペットボトルをつぶして服の下に入れたり、プラスチック板を防弾チョッキ代わりにしたりして活動家の防備を固めたようです。催涙弾にも、活性炭入りマスクを付け、タマネギや酢、牛乳を使って被害を緩和したそうです。
やはり、大事をなすというときには、思い付きや行き当たりばったりではなくて、周到な準備を元に、機会を見付けて一気に行動に移すという決断が必要なのかもしれませんね。今の日本に、それが可能な人はいるのかな?いや、政変がどうこうっていうのではなくて、ことをなすということについていっています。
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エジプトのムバラク独裁政権崩壊につながった民主化要求運動で、反体制グループ幹部の発言で、約1年前から東欧の元反体制派にメンバーを派遣して過去の民主化革命の事例を研究し、警官隊による武力弾圧への対策も練るなどして、周到に計画を進めていたそうです。
拙僧自身もそうだと思っていましたが、30年に及ぶ強権体制を築いたムバラク前大統領を辞任に追い込んだ政変(余り、革命とはいいたくない)は、チュニジアのベンアリ独裁政権崩壊に触発されたエジプト民衆の怒りが爆発した偶発的な「民主化ドミノ」だと思っていました。
しかし、反体制グループがかなり前から準備を進めていたことも政変を後押ししたと言えそうです。
反体制グループ「4月6日運動」は、2000年のミロシェビッチ元ユーゴスラビア大統領失脚で活躍した学生運動グループ「オトポール」に約1年前、複数のメンバーを派遣して接触し、04年のウクライナ大統領選の不正に市民が抗議した「オレンジ革命」、旧ソ連衛星国の政権が連続的に倒れた東欧革命の事例も研究したそうです。
まさに、臥薪嘗胆の様子ですな。
なお、幹部は、「暴力と破壊には反対だ」と強調した上で、警官隊のゴム弾による負傷を防ぐため、ペットボトルをつぶして服の下に入れたり、プラスチック板を防弾チョッキ代わりにしたりして活動家の防備を固めたようです。催涙弾にも、活性炭入りマスクを付け、タマネギや酢、牛乳を使って被害を緩和したそうです。
やはり、大事をなすというときには、思い付きや行き当たりばったりではなくて、周到な準備を元に、機会を見付けて一気に行動に移すという決断が必要なのかもしれませんね。今の日本に、それが可能な人はいるのかな?いや、政変がどうこうっていうのではなくて、ことをなすということについていっています。
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