ネット掲示板に入試問題が流出した京都大が被害届提出へ

京大入試の試験中、問題をネット掲示板に投稿（読売新聞）−Yahoo!ニュース

２月２５、２６日に行われた京都大学の入試で、数学と英語の問題の一部が、試験時間中にインターネットの掲示板に投稿されていたそうです。

これは、「ａｉｃｅｚｕｋｉ」と名乗る投稿者から、答えを教えてほしいという趣旨で携帯電話から投稿されたとみられており、一部は６分後に回答が寄せられたものもあって、どうやら、受験生による不正行為が行われた可能性があるとして、京都大学では調査しているようです。

なお、この両日はいずれも午前と午後、法学部や医学部など１０学部の前期日程の試験があったそうです。

２５日午後１時半から約２時間にわたって行われた文系数学の試験では、関数や数列、連立不等式など、５問すべてが書き込まれたそうで、質問の書き込みは試験開始から７分後に始まり、回答は書き込みから１６分後に寄せられたものもあったそうです。意外と、携帯電話程度の持ち込みは、ばれずに可能だったということでしょうか。というか、これはカンニング行為が成立したんでしょうかね？

さて、今後、この不正が確定した場合、どのように判断が下されるのか？去年もどこかの受験会場で同様の事態はあったのでしょうかね。あまり聞いた記憶がないのですけれども・・・

同じハンドルネームで…同志社、立教大入試でも（読売新聞）−Yahoo!ニュース

同志社大（京都市）では、２月８日に行われた文学、経済両学部の英語の入試問題の正解を求める投稿が、同じ「ＹＡＨＯＯ！ＪＡＰＡＮ知恵袋」の掲示板に書き込まれ、答えが寄せられていたとのこと。

なお、同大では、２６日夜から調査を始めたそうです。

また、立教大（東京都豊島区）の文学部入試でも、英語の試験が行われていた１１日付で、同じハンドルネームで解答を求める書き込みがあったようです。英語の勉強足りなかった模様・・・なお、立教大の場合には、書き込みの５分後に回答が寄せられたものの、正答と誤答がまじっていたようで、これが、ネットの難しさですね。

いやもちろん、不正行為などをしなければ、それで済む話なんですけどね。

京大、２８日に被害届提出…入試問題ネット投稿（YomiuriOnline）

京都大は２７日、記者会見を行い、入試問題がネットに投稿された問題で、京都府警川端署に２８日に被害届を提出することを表明しています。そして、もし、確認されれば、該当者が合格していようと、取り消すことにしたよです。

京大側は「大学業務で最も重要なものの一つである入試を妨害された」と説明しており、容疑は「府警と相談して決める」とのことです。まぁ、困ったものですね。

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