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被災地への物資輸送状況 自衛隊中心で改善か?(追記:ありがとう神戸)

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自衛隊、被災地への物資輸送一元化・迅速化(読売新聞)−Yahoo!ニュース

日本政府は15日、東日本巨大地震の被災地で避難している住民に食料や水などの支援物資が効率よく行き渡るようにするため、物資の管理・輸送を陸海空3自衛隊が一元的に行うことを決めたそうです。

今回の輸送などの一元化ですが、救出された住民への物資輸送が滞れば、生命に危険の及ぶ可能性が高まるとの指摘があるためで、ようやくそういう状況への対応が急がれるようです。さらに、自衛隊は、通行止めになるなど道路事情の悪い被災地でも緊急通行を認められているため、迅速な輸送が可能になると見ているようです。

具体的には、陸自東北方面総監部(仙台市)に設置した現地支援部隊の指揮組織「統合任務部隊」が、陸自仙台駐屯地や空自松島基地(宮城県東松島市)など東北地方の自衛隊拠点にヘリや輸送機などで全国からの支援物資を集積し、各地の避難所に輸送するようです。山形空港など民間空港も活用する方向とのこと。

また、全国から寄せられる善意の支援物資を効果的に輸送するため、陸自駐屯地など、物資を集める自衛隊拠点を各都道府県に1か所ずつ指定し、各拠点から仙台駐屯地や松島基地などに運ぶ案も検討しているそうです。

これで、物流の改善が図られるのかもしれません。

被災地では、場所によって状況もかなり違うようですし、緊急を要する地域への早急な物資輸送を期待したいものです。

いち早く被災地で支援 神戸の市職員やボランティアら(産経ニュース)

東日本大震災の被災地では、発生直後から神戸市職員や神戸のボランティアらがいち早く現地入りし、避難所運営の指揮や被災者の炊き出しの手伝いなどに乗り出してくださっています。

神戸市は地震発生翌日の12日に松山雅洋・危機管理室長を仙台市に派遣し、同市の災害対策本部で、避難所での食糧の分配や被災者の生活支援など災害指揮について助言をしていただいているようです。

松山室長は「避難所では水や食糧、毛布など生命維持に必要な基本的な物資が不足している。一方、物資的な支援があっても適切に分配するためのトラックや燃料も不足している」と報告を寄せており、神戸市は避難所の支援要員として50人を投入したくださったようです。避難所のトラブルを避けるための生活のルールを作成し、食糧の計画的な分配やトイレなどの衛生管理、高齢者や障害者ら災害弱者のケアなどに「阪神」の教訓を伝えていただけるようです。何にも代えがたい、貴重なことですね。

仙台市若林区の南小泉中学校の避難所で活動する神戸市北区役所のまちづくり支援課の金子信一課長は「思った以上に秩序ある避難生活ができていて頭が下がる。神戸もそうだったが全国の支援があれば必ず復興できると思った」と話されたとのこと。

神戸市兵庫区のNGO団体「被災地NGO恊働センター」のスタッフ4人は発生翌日の12日には被災地入り。本格的なボランティア活動に乗り出す前に被害状況や支援ニーズを調べる先遣隊として宮城県で活動し、13日には被害の大きかった同県名取市の閖上地区で炊き出しに合流し、現地でのボランティア活動が有効だと確認したそうです。

長期的な被災地支援のため、炊き出しだけでなく、タライやコンロ、タオルなどを避難所に持ち込み、被災者に「足湯」を提供する活動などに取り組むことを検討し、「食糧や毛布など直接的な支援はもちろん、長期にわたる避難生活でストレス状態が続く被災者を癒やすことも考えたい」と、復興までの長期的なケアの準備を進めていただけるとのこと、本当にありがたいお話しです。

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