当たらない「緊急地震速報」ってどうなの？

震災以降の緊急地震速報、４５回中３０回で地域や震度「不適切」　気象庁（産経ニュース）

気象庁では２９日、東日本大震災以降、２８日までに出された緊急地震速報４５回のうち、実際に揺れた地域や震度が予想と大きく異なるなど、適切に発表できなかった事例が３０回に及ぶと発表しています。

これだけを素直に採ると、３分の２は外れということでしょうか。ただ、外れの度合いも色々とあるのだとは思いますが、今回はこのように発表されています。

なお、最大で震度６強以上を観測した３回については、いずれも適切に速報を出したそうです。

今回のように外れが多い原因ですが、地震や津波でダメージを受けた地震計、観測点はおおむね回復したものの、同時に発生した地震を正しく分離して処理できるよう改善する必要があるためのようですね。この復旧や調整には数カ月以上はかかる見通しだそうです。となると、一番問題になっている、今には役には立ちません。

ただし、今は「どうせ外れるから」と思わずに、緊急地震速報は常に気を付けておきたいところです。そういえば、拙僧には来ないのですが、来る人はエリアメールでの地震速報があるはずなのに、最近来ないという話もあるそうですが、こちらはどうしたんでしょうかね？

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