東電　原発被害による賠償の仮払金支払いへ

東電、賠償の仮払金支払いへ…社員を多数派遣（読売新聞）−Yahoo!ニュース

東京電力では、福島第一原子力発電所の放射性物質漏洩事故で避難した住民や農産物の被害を受けた農家に対し、損害賠償額が確定する前に仮払金を支払うようです。

すでに福島県などに１００人規模の社員を派遣しており、補償の相談に応じる窓口を近く開設し、仮払金の金額は今後、国と協議して詰めるとのことです。

是非、被害を受けた方が生活できるくらいの、そして今後生きていくだけの十分な補償をすべきであります。

ただし、原発事故による被害補償は、政府が設置する紛争審査会がまとめる補償の指針に基づいて、電力会社が対応する仕組みとなっているようです。この審査会が腐っていなければ良いのですが・・・正直、今回の原発事故、東電は言い訳のしようもないわけですから。

今回の福島原発の事故では、避難指示の対象となった住民は７万〜８万人に達し、職場を失ったり、出荷制限で収入がなくなった農家も多く出ています。避難生活への影響を抑えるため、賠償額の確定前に仮払いを行うそうです。

しかし、事故処理の長期化は避けられない状況です。その地元の再建に、東電はどこまで付き合うのか？その様子は、我々は注視していくべきだといえましょう。

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