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<東電OL事件>やっぱり冤罪?別人DNA検出

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東電OL事件、再審の可能性…別人DNA検出(読売新聞)−Yahoo!ニュース

東京都渋谷区で1997年に起きた東京電力女性社員殺害事件というのがありました。この時には、色々とセンセーショナルな報道がされたので、記憶がございます。

この事件で、強盗殺人罪により無期懲役が確定したネパール国籍の元飲食店員ゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(44)が、裁判のやり直しを求めた再審請求審で、東京高検が、被害者の体から採取された精液などのDNA鑑定を行った結果、精液は同受刑者以外の男性のもので、そのDNA型が殺害現場に残された体毛と一致したそうです。

これは、「(マイナリ受刑者以外の)第三者が被害者と現場の部屋に入ったとは考えがたい」とした確定判決に誤りがあった可能性を示す新たな事実で、再審開始の公算が出てきたそうです。

この事件で、マイナリ受刑者は捜査段階から一貫して犯行を否認しており、同受刑者が犯人であることを直接示す証拠はなく、検察側は状況証拠を積み上げて起訴しました。

その後、2000年4月の1審・東京地裁判決は「被害者が第三者と現場にいた可能性も否定できない」として無罪としましたが、同年12月の2審・東京高裁判決は逆転有罪とし、最高裁で03年11月に確定しています。ただ、マイナリ受刑者は05年3月、東京高裁に再審を請求しました。

同高裁では今年1月、弁護側からの要請を受けて、現場から採取された物証についてDNA鑑定の実施を検討するよう検察側に求めています。これを受け、東京高検が精液などのDNA鑑定を専門家に依頼していました。

それで、今回、異なる人の介在が明確に分かったことになるということは、この一件もまた足利事件などに続いて冤罪であった可能性がありますね。とはいえ、この事件が難しいのは、冤罪の可能性が出て来たとはいえ、この受刑者も被害者と肉体関係を持つなど、無縁ではないということでしょうか。

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