密造酒　昔どぶろく　今マッコリ

大阪の主婦、自宅でマッコリ密造 口コミで評判、酒税追徴と罰金（共同通信）−livedoorニュース

こう、密造酒というと、「どぶろく」のイメージがありますが、最近、「マッコリ」で怒られた人がいたようです。

今回の一件ですが、韓国の伝統酒「マッコリ」を自宅で密造し飲食店に販売していたとして、大阪国税局が大阪市生野区の６０代の韓国人主婦に対し、酒税法違反を指摘していたことが分かったそうです。

これにより、酒税百数十万円を追徴課税したほか、罰金約８０万円を納めるよう通告し、主婦は既に全額納付したとのこと。

主婦は昨年秋までの約２年間、マッコリ十数キロリットルを密造し、口コミで評判が拡大しており、更に、買っていた飲食店も、いわゆる密造酒とは思わなかったようです。

人気があったということですが、１千万円近い売り上げを得ていたそうです。

なお、マッコリについては、ほとんど飲んだことがない拙僧よりも遙かに詳しい人がいっぱいおられるでしょうけれども、米と麹を使って、乳酸菌で発酵させる酒とのことです。アルコール度は６％前後となります。ビールよりは強いけど、日本酒ほどじゃないって感じでしょうか。

そして、酒税法上は、糖類や果汁を混ぜれば「リキュール」、混ぜなければ「その他の醸造酒」などに分類され、いずれも醸造、販売には免許が必要とのことです。まぁ、当然というところでしょうか。

今回はマッコリでしたが、以前は「どぶろく」の密造を良く聞きました。まぁ密造酒自体を「どぶろく」と呼称するという話もあるようですが、どぶろくは、ネットで検索すると、あちこちで「作り方」が引っかかりますが、自家消費する時でも、ただ作るだけで「5年以下の懲役または50万円以下の罰金」だそうです。要は、作っちゃダメということみたいですね。

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