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今日7月24日アナログ放送終了と諸行無常

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44都道府県、正午に地デジ移行へ=アナログ放送の歴史に幕(時事通信)−Yahoo!ニュース

拙僧の家で、いわゆる地上波デジタル放送(地デジ)に完全に切り替わったのは、今年の年明けくらいだったので、それまでの人生、35年くらいは、いわゆる「アナログ放送」にお世話になっていたわけです。

そんな中、今日7月24日、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手・宮城・福島の3県を除く44都道府県で正午、テレビ番組のアナログ放送が終了し、地上デジタル放送に一斉に移行します。

1953年(昭和28)から始まったアナログ放送は、58年の歴史に幕を下ろします。そして、翌25日午前0時には、電波送信そのものが停止します。

これに合わせて、総務省やテレビ局は、放送や相談員による呼び掛けなどを通じて地デジ移行の周知を進めてきました。しかし、アンテナなどの受信設備が地デジに対応していない世帯は6月末で29万世帯残っており、その後、どの程度の視聴者が取り残されるかは正確にはつかめていないとのこと。

ただ、地デジに対応していない世帯が混乱しないよう、総務省はコールセンター(0570―07―0101)に1200人の相談員を配置し、24時間体制で視聴者からの問い合わせに応じるようですが、そもそも、テレビで電波が流れなくなるってことは、この電話番号自体も不明になるっていう話のような気もしますが・・・あぁ、砂嵐でも今日の正午〜明日にかけて、番号だけは流すっていう方法がありますね。

なお、コールセンターでは、最大で1日10万件の相談に応じることができ、全国の市町村役場などに設けた臨時相談窓口も可能な限り開くそうです。日曜日なのに大変ですね。拙僧は仕事ですが・・・

そういえば、大本山永平寺の前貫首猊下である、故・宮崎奕保禅師は、「世間には良い電波と悪い電波があって、人が坐禅をすれば良い電波を受け取るようになる」と仰っていたのを思い出します。無論、それは「良き人になる」という話であって、道元禅師の「禅僧の能く成る第一の用心は祇管打坐すべきなり。利鈍賢愚を論ぜず、坐禅すれば自然に好くなるなり」(『正法眼蔵随聞記』巻2-2)を受けての御垂示だったと聞いていますが、この「電波」も、アナログからデジタルに変わるのでしょうか。

物事というのは、始まれば必ず終わります。まさに諸行無常です。まぁ、地デジだってその内に必ず終わるのでしょうね・・・いや、世間的には今日これをいうのは不吉すぎますかね。

※今日は通常の仏教系記事の更新はありません。

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