被災地で医師を詐称した「米田きよし」を逮捕（追記アリ）

被災地で医師を詐称容疑、４２歳男を逮捕（読売新聞）−Yahoo!ニュース

宮城県石巻市の市災害ボランティアセンターで、医師免許を持っていないのに医師を名乗ったとして、同県警は１９日、「米田きよし」こと米田吉誉容疑者（４２）を医師法違反容疑で逮捕しています。

ただ、札幌市内にある知人宅で発見された米田容疑者本人は、容疑を否定しているとのこと。

今回問題視されている米田容疑者は、医師ではないにも関わらず、６月下旬頃、石巻市内で団体職員に対し、「医師国家資格認定証」などと記されたカードの写しを交付するなどし、実際に診療の真似事もしたようです。

県警では１８日、米田容疑者が活動拠点にしていたキャンピングカーを捜索し、車内の薬類やパソコン、領収書などとともに、車も押収しました。ボランティアセンターがある石巻専修大学構内に駐車したままとなっているキャンピングカーについて、石巻署の捜査員らが１８日午後４時頃、運転席の窓ガラスを割り、約３時間半かけて車内にあったものを押収しています。

なお、この車は別人の名義といい、捜索終了後、同署にレッカー移動されていました。

往生際が悪く、容疑を否認しているようですが、厳しく調べるべきでしょう。被災者の不安感を煽ったという点では、ただの詐称よりも酷い話です。

被災者なりすまし口座開設…特例措置を悪用（YomiuriOnline）

身分証明書を紛失するなどした東日本大震災の被災者に対する特例措置を悪用し、虚偽の名前などを申告して銀行口座を不正に開設したとして、埼玉県警が会社員の男を詐欺容疑で逮捕しています。被災者になりすました口座の不正開設が摘発されるのは全国で初めてだそうです。

こちらも、震災や被災者を食い物にする詐欺ですか。

今回逮捕されたのは、住所不定、早津克至容疑者（２４）で、東京都新宿区の銀行で４月１１日、被災者を装い、岩手県大船渡市の住所と架空の名前を申告して口座を開設し、通帳をだまし取った疑いだそうです。しかも近々、同じ銀行の別支店で口座を取得した疑いで再逮捕する見通しだそうです。

早津容疑者は新潟県出身で、大船渡市に住んだことはなく、調べに対し「頼まれてやった」と供述しているそうです。

しかし、この早津容疑者が起こしたとみられる詐欺事件は１０件ほど確認されており、県警は転売目的とみて調べています。

口座名義はいずれも架空人物で、現在の居住地は都内の「早津方」としていた。連絡先が同一の携帯番号だったことなどから、銀行側が警察庁に連絡しています。

しかも、この早津容疑者、何ともせこい。ＪＲ大宮駅では「子供用切符」で改札を通ったとして、県警が軽犯罪法違反容疑で書類送検したこともあったそうです。そして、この時に取られた早津容疑者の携帯電話の番号が、銀行が連絡した番号と一致したため、捜査していたようです。

悪いことは出来ないものです。でも、今回の一件もそうですし、「子供用切符」の件もそうですが、一発でばれそうなのに、よくやりますね。何度も繰り返しているとすれば、詐欺師的体質なのかもしれませんね。

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