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「いじめ後遺症」について

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いじめ後遺症支援へ調査 文科省、20歳前後対象(産経ニュース)

これまで考えたことは無かったですが、この一報を見て、何となく、これはありそうな気がしましたね。

文部科学省が今年度から来年度にかけ、中学時代にいじめなどが原因で不登校になった20歳前後の若者を対象に、現在の生活実態を追跡調査するそうです。

特にいじめによる不登校生徒は、その後も「いじめ後遺症」に苦しみ、ひきこもりになるケースがあることが確認されており、文科省は実態を解明し、長期的な支援策の検討に役立てる方針とのことです。

調査は、文科省が大学教授らを委員として立ち上げた「不登校生徒に関する追跡調査研究会」が行うようで、平成18年度に中学を卒業した不登校の生徒4万人を対象にします。不登校生徒らが在籍していた中学に問い合わせて、本人と電話で連絡を取るなどして、現在の状況を聞き取るとのことです。

質問項目は、30項目にも及び、例えば、(1)中学3年時に学校以外の方法があれば、勉強を続けたいと思ったか(2)中学卒業時、希望通りの進路に進むことができたか(3)自分の望み通りの仕事に出会ったか−などだそうです。この質問でトラウマが再発なんて事にならなければ良いのですが・・・でもあれか、こういうのを乗り越えていないと厳しいのかな。

実際に、いじめが原因で対人関係がうまく構築できなくなったり、心身に変調をきたすなど、卒業してもいじめの「後遺症」に苦しむ生徒は多いとされ、長期的な心のケアの必要性が指摘されてきたので、実態調査ということなのでしょう。

やはり、いじめは最悪です。

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