福島第１原発２号機で核分裂

臨界ではなく「自発的核分裂」＝福島第1の2号機―東電（時事通信）−Yahoo!ニュース


東京電力福島第1原発事故で、東電は3日、2号機の原子炉格納容器から採取した気体を詳細に調べた結果、核分裂が連鎖的に起きる臨界は生じていないとする見解を発表しています。まぁ、臨界起きたら、ちょっとアレですからね。

なお、核分裂反応を示す放射性物質キセノン（Xe）が発生したのは、燃料に含まれる放射性物質キュリウム（Cm）などが自然に核分裂を起こす「自発的核分裂」が原因としています。

というか、Cmは原子番号96番で、原発の主燃料であるウラン（U）235よりも重いはずだけど、これは？桜井弘氏『元素111の新知識』（講談社ブルーバックス）によれば、プルトニウム（Pu）からの核反応で発生すると書いているけど・・・まぁ、UがPuになって、Cmになったっていう話なのかな？しかし、こんなところでキュリー夫人の名前を見るとは。

ということで、余り心配しなくても良さそうですがね。こういう現象、結構起こるそうなので。

＜放射性物質＞床下、理科準備室、地中から…なぜ次々？（毎日新聞）−Yahoo!ニュース

東京電力福島第１原発事故で市民が放射線を計測する動きが広がり、東京都世田谷区でラジウム２２６が相次いで見つかっています。また、一連の騒ぎをきっかけに、別の場所では忘れ去られていた薬品の存在も明らかになるなどしており、これまで放射性物質の管理が杜撰だった様子が明らかになっています。

今後も似たような事例が続くと思われますが、我々は冷静に受け止める必要がありますね。

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