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新燃料技術…愛知沖でメタンハイドレート試掘

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愛知沖でメタンハイドレート試掘…2月中旬にも(読売新聞)−Yahoo!ニュース

日本政府は排他的経済水域(EEZ)内である愛知県渥美半島の南方沖70〜80キロ・メートルの海底で、2月中旬をメドにメタンハイドレート掘削試験に入る方針を固めたそうです。そして、来年には実際に採掘し、ガスを生産する試験を行う予定とのことです。2011年度予算に関連経費として89億円を計上しています。

このように、次世代のエネルギー源として期待されているメタンハイドレートの海底掘削を本格的に実施するのは世界で初めてだそうで、アメリカや中国、ロシアに負けず必死になって進めて欲しいモノです。

なお、今回掘削を行う周辺海域には、日本の天然ガス消費量の十数年分と見込まれる約1兆立方メートルのメタンハイドレートが埋蔵されているとみられる「東部南海トラフ海域」があり、掘削試験の対象地点として有望だと判断されたそうです。

液化天然ガス(LNG)は09年度の国内の発電電力量に占める割合が29・4%で、原子力(29・2%)や石炭(24・7%)、石油(7・6%)を上回っています。

東京電力福島第一原子力発電所事故を受け、政府は原子力発電への依存度を長期的に下げる方針で、メタンハイドレートの商業化が実現すれば、我が国の電力供給体制の安定化に大きく貢献することが予想されています。自然エネルギーの開発も大切でしょうが、しかし、既存の技術を更新していく努力を怠ってはいけません。

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