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重力波を観測する望遠鏡「LCGT」が出来るそうで・・・飛騨

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<重力波望遠鏡>「LCGT」の着工式行われる 岐阜・飛騨(毎日新聞)−Yahoo!ニュース

アインシュタインが一般相対性理論で存在を予言した「重力波」を観測するための大型低温重力波望遠鏡「LCGT」の着工式が岐阜県飛騨市神岡町東茂住で行われたそうです。

この事業では、総工費155億円をかけ、神岡鉱山の地下200メートルに望遠鏡を建設します。なお、地球から7億光年離れたヘラクレス座銀河団が観測できる性能を目指すそうで、17年春から本格的に観測を始める予定とのこと。

今回観測が期待されている「重力波」とは、アインシュタインの一般相対性理論で存在が予言された現象であり、重さのある物体は時間と空間をゆがめ、物体が動くと、ゆがみが波として光速で伝わるとされています。

ブラックホールが誕生した時や、超新星爆発で重力波が出ますが、極めて微弱なため、直接観測に成功した例はないとのことです。

もし観測できればブラックホールが生まれる瞬間など未知の現象の解明につながるとのこと。

今回建設されるLCGTは、長さ3キロのアーム2本をL字形に組み、双方の先端に人工サファイア製の鏡を取り付けるというもので、レーザー光を連結点で振り分け、鏡に跳ね返って戻る時間を測るそうです。

そして、宇宙から重力波が来ると、この往復時間が変化するため、光の干渉現象として重力波を観測できるという話のようですが、精密さの問題があって、地下の固い岩盤上に建設して地上の振動を遮断し、鏡が熱を帯びないよう氷点下253度まで冷やすなどの工夫が必要だそうです。

・・・そうなんですね。氷点下253度って、何使って冷やすんでしょうかね???またこれで、日本に於ける物理学の進展に寄与するのでしょう。装置の完成と、観測の成功を願うばかりです。

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