さらなる強硬路線へ向かう号令 国民生活より核ミサイル優先 演説内容は「変化」への拒絶(産経ニュース)
金日成主席の生誕100年を祝う軍事パレードの観閲を行った、北朝鮮の「三代目」金正恩氏(29)ですが、スピーチが注目されています。暴投で、「金日成同志と金正日同志に最も崇高な敬意と最大の栄光をささげる」と切り出すと、22分間にわたりはっきりした口調で演説したそうです。
専門家の中には「演説上手だった金日成主席を意識したのだろう。金主席のように今後、自分の声で方針を示していくのではないか」と変化を期待する声もあるようで、なるほど、祖父と似ている自分を最大限に使って、今後やっていくつもりでしょうか。とはいえ、昨日は落ち着きなく左右に体を揺らし、手元の原稿に目を落としながら語るなどしており、その心身から迸る演説、というわけにはいかなかったようです。
また、金正日総書記と面会した経験のある人物らが伝える「早口にまくし立てる」父の話し方と重なるとはされています。
そして、金正恩氏は演説で、「弱小国が政治軍事強国に変貌した」のは金主席と金総書記の業績だ−と繰り返し讃え、金総書記を「永遠の総書記」「永遠の国防委員長」とする決定を下したことについても、「革命偉業を最後まで継承、完成させるという党と軍、人民の意志だ」と述べるなどしています。
結局は、「人民生活向上を目標にする党と政府にとって平和は貴重だ」としながらも、「民族の尊厳と国の自主権がさらに貴重だ」と断言しており、核ミサイル開発を軸にした「先軍」のためには国民に犠牲を強いると、新指導者自ら国民に告げたようです。
そういえば、父親の金総書記の肉声が国営メディアで伝えられたのは、20年前の閲兵式で「英雄的朝鮮人民軍将兵らに栄光あれ」と発した一言だけだったそうで、それであの場面が繰り返し映像で使われるわけですね。なんでしょう?引きこもり(?)的状況だったのでしょうかね。
か細い声で棒読み口調、兵器に笑顔…正恩氏(YomiuriOnline)
厳しい評価を下したのが、読売で、初めて伝えられた金正恩氏の肉声はか細く、演説は原稿の棒読み口調だったとしています。更に、軍事パレードでは、目の前を通過する兵器を見て何度も笑顔を見せるなど、世襲の指導者として、「稚拙さ」や「経験不足」も露呈したとしています。
まぁ、見物人になってしまったのでしょうかね。とはいえ、お祭りですから、仕方ないような気もしますけど・・・
北朝鮮:金第1書記、資本主義論議を容認 1月の発言録(毎日新聞)
毎日は、面白い報道をしています。
金正恩氏が今年1月、朝鮮労働党幹部らに対し、同国最大のタブーの一つ、資本主義的手法の取り入れを含めた経済改革論議を促したとしています。
御承知の通り、北朝鮮は国家による統制経済を敷いていますが、これまでの政策の不調が響いて長年にわたって深刻な経済危機が続いています。というか、もうダメなのでは?
ただ、その脱却の糸口を探るために金第1書記が近い将来、大幅な経済改革を実施する可能性が出てきたとされています。ホントかなぁ?無理じゃないの?
ということで、間違い無く金正恩氏は話題の人であったようです。
この記事を評価して下さった方は、
にほんブログ村 ニュースブログを1日1回押していただければ幸いです(反応が無い方は[Ctrl]キーを押しながら再度押していただければ幸いです)。
金日成主席の生誕100年を祝う軍事パレードの観閲を行った、北朝鮮の「三代目」金正恩氏(29)ですが、スピーチが注目されています。暴投で、「金日成同志と金正日同志に最も崇高な敬意と最大の栄光をささげる」と切り出すと、22分間にわたりはっきりした口調で演説したそうです。
専門家の中には「演説上手だった金日成主席を意識したのだろう。金主席のように今後、自分の声で方針を示していくのではないか」と変化を期待する声もあるようで、なるほど、祖父と似ている自分を最大限に使って、今後やっていくつもりでしょうか。とはいえ、昨日は落ち着きなく左右に体を揺らし、手元の原稿に目を落としながら語るなどしており、その心身から迸る演説、というわけにはいかなかったようです。
また、金正日総書記と面会した経験のある人物らが伝える「早口にまくし立てる」父の話し方と重なるとはされています。
そして、金正恩氏は演説で、「弱小国が政治軍事強国に変貌した」のは金主席と金総書記の業績だ−と繰り返し讃え、金総書記を「永遠の総書記」「永遠の国防委員長」とする決定を下したことについても、「革命偉業を最後まで継承、完成させるという党と軍、人民の意志だ」と述べるなどしています。
結局は、「人民生活向上を目標にする党と政府にとって平和は貴重だ」としながらも、「民族の尊厳と国の自主権がさらに貴重だ」と断言しており、核ミサイル開発を軸にした「先軍」のためには国民に犠牲を強いると、新指導者自ら国民に告げたようです。
そういえば、父親の金総書記の肉声が国営メディアで伝えられたのは、20年前の閲兵式で「英雄的朝鮮人民軍将兵らに栄光あれ」と発した一言だけだったそうで、それであの場面が繰り返し映像で使われるわけですね。なんでしょう?引きこもり(?)的状況だったのでしょうかね。
か細い声で棒読み口調、兵器に笑顔…正恩氏(YomiuriOnline)
厳しい評価を下したのが、読売で、初めて伝えられた金正恩氏の肉声はか細く、演説は原稿の棒読み口調だったとしています。更に、軍事パレードでは、目の前を通過する兵器を見て何度も笑顔を見せるなど、世襲の指導者として、「稚拙さ」や「経験不足」も露呈したとしています。
まぁ、見物人になってしまったのでしょうかね。とはいえ、お祭りですから、仕方ないような気もしますけど・・・
北朝鮮:金第1書記、資本主義論議を容認 1月の発言録(毎日新聞)
毎日は、面白い報道をしています。
金正恩氏が今年1月、朝鮮労働党幹部らに対し、同国最大のタブーの一つ、資本主義的手法の取り入れを含めた経済改革論議を促したとしています。
御承知の通り、北朝鮮は国家による統制経済を敷いていますが、これまでの政策の不調が響いて長年にわたって深刻な経済危機が続いています。というか、もうダメなのでは?
ただ、その脱却の糸口を探るために金第1書記が近い将来、大幅な経済改革を実施する可能性が出てきたとされています。ホントかなぁ?無理じゃないの?
ということで、間違い無く金正恩氏は話題の人であったようです。
この記事を評価して下さった方は、
