オダギリジョー主演「家族のうた」視聴率低迷で８話打ち切り

「家族のうた」打ち切り決定…オダジョー無念（サンケイスポーツ）

俳優、オダギリジョー（３６）のフジテレビ系主演ドラマ「家族のうた」が、６月３日の第８話で最終回を迎え、打ち切りになることが同局から発表されています。

先月１５日にスタートした同ドラマですが、初回の平均視聴率が６・１％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）を記録したものの、以降も第２回が３・６％、第３回が３・４％と低迷していました。

午後７〜１１時のプライムタイムに放送された民放の連続ドラマとしては、００年以降の最低タイ、０３年１月期の日本テレビ「メッセージ」（真中瞳主演）第６話、同１０月期の「ライオン先生」（竹中直人主演）最終回と並ぶ低視聴率となっており、平均視聴率も低空飛行を続けていました。

一応同局では、同ドラマについて「手直ししながら、視聴者の支持を受けるように頑張っていきたい」とテコ入れを示唆しておりましたが、今月６日の第４回は過去最低の３・１％に落ち込み、４話平均も４・２％に過ぎませんでした。同作で女優デビューした歌手、きゃりーぱみゅぱみゅ（１９）など、毎話アーティストが出演し、視聴率獲得へ工夫も凝らしていたんですけど、そもそも完全にニーズを取り違えたようです。

結局、連ドラは１０話前後放送するのが通常ですが、今回８話に短縮される残念な結果となりました。

番組の内容ですが、「家族のうた」は、オダギリ演じる落ちぶれた元人気ロックミュージシャンが突然、わが子と名乗る家族を背負うことになり、子供たちとの同居を機に人間や父親として成長していく熱血ファミリードラマで、まぁ、よくありがち？実際に、撮影前には「パパはニュースキャスター」（ＴＢＳ、８７年放送）の脚本家から類似点を指摘されるなどしていました。

打ち切って余った枠はどうするんでしょうかね？

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