ヒッグス粒子発見　ヒッグス博士も喜ぶ

「ヒッグス粒子」発見…質量の源、探索４０年（読売新聞）−Yahoo!ニュース

欧州合同原子核研究機関（ＣＥＲＮ、スイス・ジュネーブ郊外）は４日、「ヒッグス粒子とみられる新粒子を発見した」と発表しています。

話題のヒッグス粒子ですが、物質に質量を与えたとされており、現代物理学の枠組みをなす「標準理論」で考えられた１７種類の素粒子のうち、唯一見つかっていませんでした。世界の研究者が４０年以上探し続けてきたものの、今回ようやく、という感じのようです。

なお、年内にはヒッグス粒子の存在が最終確認される見通しだそうで、標準理論の正しさが揺るぎないものとなり、人類史上の大きな成果となります。

ヒッグス粒子を探す実験は、ＣＥＲＮの「大型ハドロン衝突型加速器（ＬＨＣ）」で行われていました。光速近くまで加速した陽子同士を正面衝突させ、宇宙の誕生直後の高温状態を再現し、発生する様々な粒子の中にヒッグスがあるかどうかを、二つの国際チームが調べています。

このうち「ＡＴＬＡＳ」チームには、東京大学など日本の１６機関も参加していたそうです。

とはいえ、まだ色々と探らねばならないことは多いようです。例えば、何故このヒッグス粒子が出来たのか？とかですね。でも、あるって分かっていれば、研究も進むでしょうからね。

ヒッグス博士「生きているうちに見られるとは」（読売新聞）−Yahoo!ニュース

なお、ヒッグス粒子の存在を予言した英国の物理学者ピーター・ヒッグス博士（８３）は存命だったそうで、というか、長生きしていた甲斐ありましたね。

今回の研究発表の会場を訪れ、ＣＥＲＮのロルフ・ホイヤー所長と握手したそうです。

ヒッグス博士は「すばらしい成果を達成した関係者全員におめでとうを言いたい。自分が生きているうちにこの結果を見られるとは、信じられない」と感激した様子で祝福したそうです。

いや、これでまた、物理学などは進歩しますね。我々の生活にも、徐々に徐々に影響してくることでしょう。どういう経緯でかは知りませんが・・・文系の人には聞かないで下さい（汗）

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