台風取材も命がけ　フジテレビ取材班１人が重体

台風取材で陥没に転落＝男性スタッフ重体―静岡（時事通信）−Yahoo!ニュース

昨日、福井県に上陸し、その後静岡県内で熱帯低気圧に変わった台風９号（マーロウ）ですが、各地に大きな被害を及ぼしました。

そして、8日午後8時半ごろ、静岡県小山町藤曲で、フジテレビの台風取材クルーに加わっていた愛知県刈谷市宝町の水野敏幸さん（44）が、道路にできた深さ約5メートルの陥没に転落しました。

病院に運ばれたものの、意識不明の重体とのこと。お見舞い申し上げます。

県警御殿場署などによると、水野さんは一時避難した町民らに、歩きながらインタビューしていたそうです。ところが、大雨の影響で、現場の道路には直径約15メートルの穴ができており、それに気付かず落ちたとのこと。

フジテレビによると、水野さんは名古屋市の取材制作会社と契約しているフリーのビデオエンジニアだそうで、当時はフジテレビのニュース番組「スーパーニュース」の台風取材をしていたそうです。

良く、上陸しそうな場所で、その猛烈な風の具合を、アナウンサーが身体を張って報道する様子はありますが、あれは、危険は危険ですが、飛来物でもなければ、生命の危機にはならないようです。ただ、土砂崩れなどはそこに落ちれば重大な危険に陥りますし、先日も山間部の取材で、日テレの取材クルーが、２人沢に落ちたのか溺死で発見されました。取材も大変だとは思いつつ、しかし、事故の局限は必要な措置であるといえましょう。

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