<映画監督>重傷の若松孝二さん死去 タクシーにはねられ(毎日新聞)−Yahoo!ニュース
東京都新宿区で12日夜にタクシーにはねられ重傷を負っていた映画監督の若松孝二さん(76)が17日夜、搬送先の病院で亡くなったそうです。
若松さんは12日午後10時15分ごろ、同区内藤町の都道を横断していたところ、左側から来たタクシーにはねられ、腰などを強く打って都内の病院に搬送されていました。
当初は意識などもはっきりしていたようで、その時の報道も、おおむね「重傷」という表現だったと思いましたが、その後、容体が急変したようですね。心から哀悼の意を表します。
若松監督は宮城県生まれで、テレビ映画助監督を経て63年、ピンク映画「甘い罠」で監督デビューしました。
なお、低予算の自主製作で反体制的な主張を込めた前衛的なピンク映画を量産し、学生運動の盛り上がりとあいまって若者の支持を得ています。
最近だと、戦争で四肢をなくした兵士とその妻を描いた「キャタピラー」(10年)が印象的でしたよね。その時には、ベルリン国際映画祭で主演の寺島しのぶさんが女優賞を受賞しました。
また、ここ最近では「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」(12年)が話題となったばかりで(この作品で、主演の俳優・ARATAさんは、本名の井浦新に名前を戻しましたよね)、中上健次の小説を映画化した「千年の愉楽」も公開を控えているなど、まだまだ活躍をされていた方が事故で亡くなるというのは、本当に残念です。
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東京都新宿区で12日夜にタクシーにはねられ重傷を負っていた映画監督の若松孝二さん(76)が17日夜、搬送先の病院で亡くなったそうです。
若松さんは12日午後10時15分ごろ、同区内藤町の都道を横断していたところ、左側から来たタクシーにはねられ、腰などを強く打って都内の病院に搬送されていました。
当初は意識などもはっきりしていたようで、その時の報道も、おおむね「重傷」という表現だったと思いましたが、その後、容体が急変したようですね。心から哀悼の意を表します。
若松監督は宮城県生まれで、テレビ映画助監督を経て63年、ピンク映画「甘い罠」で監督デビューしました。
なお、低予算の自主製作で反体制的な主張を込めた前衛的なピンク映画を量産し、学生運動の盛り上がりとあいまって若者の支持を得ています。
最近だと、戦争で四肢をなくした兵士とその妻を描いた「キャタピラー」(10年)が印象的でしたよね。その時には、ベルリン国際映画祭で主演の寺島しのぶさんが女優賞を受賞しました。
また、ここ最近では「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」(12年)が話題となったばかりで(この作品で、主演の俳優・ARATAさんは、本名の井浦新に名前を戻しましたよね)、中上健次の小説を映画化した「千年の愉楽」も公開を控えているなど、まだまだ活躍をされていた方が事故で亡くなるというのは、本当に残念です。
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