いよいよ小沢一郎氏が衆院選に向けて動き出した模様

小沢氏、人口１３００人の村で演説…川上戦略で（読売新聞）

民主党から分裂した新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表は、９日に人口約１３００人の愛知県豊根村を訪れ、軽トラックの荷台の上でマイクを握り、演説したそうです。聴衆は約３００人くらいだったようです。

そこで、次期衆院選に向けた同党への支持を訴えたとのこと。

小沢氏は、「地域は日本の原風景で、日本人の心のふるさとだ。地域の創意工夫で、村おこし、町おこしをすることができる社会にしなければならない」などと力説し、衆院選に向けて支持を呼びかけたとのこと。

このような行動は、郡部など人口の少ない「川上」から遊説を始め、「川下」の都市部で支持のうねりを作る、小沢氏流の「川上戦略」と呼ばれています。これで、前回の総選挙では、民主党の支持率を上げる一因になったともされています。

実際、今の状況としては、橋下徹氏や石原慎太郎氏が目立ち、小沢氏が目指す第３極の政治勢力の結集は思うように進んでいない印象です。そこで、衆院選に向けて、川上戦略は、存在感を高める狙いもありそうだともされています。

知名度のある人が、敢えて田舎から話す・・・何だろう？以前も思いましたが、或る物語の構造が見えてくるんですよね。

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