音と光でムクドリ撃退、効果はてきめん ローマ市(AFP=時事)−Yahoo!ニュース
イタリアの首都ローマ(Rome)市の当局は、市内の著名文化財を汚す鳥のふん害に耐えかね、毎年飛来する100万羽近いムクドリを撃退するため異例の手段を講じたと報道されています。ローマはムクドリの数がイタリアで最も多く、毎年秋から冬にかけて推計100万羽前後が飛来するとされています。
今回問題になっているムクドリは、市内を流れるテベレ川(Tiber River)沿いの堤に植えられた木に集まる傾向があるそうで、日没近い時間になると、白いオーバーオールとマスクを着用した作業員らが、拡声器と光プロジェクターで「武装」して堤を歩き回っているそうです。
拡声器でムクドリが危険を知らせる際の鋭い鳴き声を大音量で流し、光プロジェクターで木を照らしてムクドリを追い払うとのこと。
同市当局は16日発表の声明で「ムクドリは即座に反応する」と効果を強調しており、「ムクドリたちは(対策実施)地域からできる限り遠く離れ、安全と判断した場所に移動する」と述べ、この方法は「環境やムクドリを尊重し、住民にも迷惑をかけていない」と付け加えたそうです。
なお、音と光によるムクドリ撃退策は、期待通りの効果が得られるよう、常に3日連続で夕暮れ時に1時間前後実施されているそうです。
カラス並みの知恵を持っていれば、また、別の「鳴き声」にしか反応しなくなったりするのかもしれませんが、その辺は大丈夫でしょうかね?
それにしても、かつて、森鴎外がヨーロッパの思想・文芸などを概観しながら、ムクドリ主義を説いたというのが記憶にありますが、あの場合には「ぼんやりしている様子が良い」とされています。でも、その内に大きな成果を出すというわけです。
とはいえ、今回の一件を見てみると、大きくなりすぎると、更に大きな存在から排除されるという話になりそうですな・・・
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イタリアの首都ローマ(Rome)市の当局は、市内の著名文化財を汚す鳥のふん害に耐えかね、毎年飛来する100万羽近いムクドリを撃退するため異例の手段を講じたと報道されています。ローマはムクドリの数がイタリアで最も多く、毎年秋から冬にかけて推計100万羽前後が飛来するとされています。
今回問題になっているムクドリは、市内を流れるテベレ川(Tiber River)沿いの堤に植えられた木に集まる傾向があるそうで、日没近い時間になると、白いオーバーオールとマスクを着用した作業員らが、拡声器と光プロジェクターで「武装」して堤を歩き回っているそうです。
拡声器でムクドリが危険を知らせる際の鋭い鳴き声を大音量で流し、光プロジェクターで木を照らしてムクドリを追い払うとのこと。
同市当局は16日発表の声明で「ムクドリは即座に反応する」と効果を強調しており、「ムクドリたちは(対策実施)地域からできる限り遠く離れ、安全と判断した場所に移動する」と述べ、この方法は「環境やムクドリを尊重し、住民にも迷惑をかけていない」と付け加えたそうです。
なお、音と光によるムクドリ撃退策は、期待通りの効果が得られるよう、常に3日連続で夕暮れ時に1時間前後実施されているそうです。
カラス並みの知恵を持っていれば、また、別の「鳴き声」にしか反応しなくなったりするのかもしれませんが、その辺は大丈夫でしょうかね?
それにしても、かつて、森鴎外がヨーロッパの思想・文芸などを概観しながら、ムクドリ主義を説いたというのが記憶にありますが、あの場合には「ぼんやりしている様子が良い」とされています。でも、その内に大きな成果を出すというわけです。
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