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インドの小さな村で立ち小便禁止の美化運動

「立ち小便」認めない!=インドの小村、独自の美化運動(時事通信)−Yahoo!ニュース

最近、インドでは女性が性犯罪に巻き込まれ、大きな騒ぎになっています。流石に、経済規模が大きくなってきただけに、無視出来ないのでしょうか。それにしても、インドって、政事状態が良く分からない国ですな。

さておき、インド西部ラジャスタン州の寒村で、立ち小便など野外での排せつ行為を禁止する珍しい美化運動が進行中だそうです。

インドでは、人口に対するトイレの数が少ないそうで、立ち小便はある意味必然とも言えるとされています。しかし、清潔なイメージを打ち出したい地元住民らが一念発起し、「全国的にも異例」(当局者)の運動へ結び付いています。

ニューデリーから西へ約200キロのガダケダとカルガオンの二つの村では2012年8月、野外排せつを取り締まるボランティアの監視隊を創設すると、見掛けたらドラムや笛で注意する運動を始めています。

この運動の発案者は、村の自治会長で、「たとえ家にトイレがあっても特に男性は野外で用を足しがち。このあしき習慣は変える必要がある」と述べています。そして、村の至る所に「立ち小便するな」とヒンディー語の警告板も貼られているそうです。

「恥」の意識を持たせようと努めた結果、野外排せつは次第に減ってきており、うわさを聞き付けた地元メディアにも取り上げられ、ヤダブ氏は「100%成功」と満足しているとのこと。

二つの村では計1160家族が暮らすが、まだ全家庭にトイレが無いそうで、そちらの普及活動も続けられています。しかし、トイレは、1台1万5000ルピー(約2万4000円)が必要であり、村民にとっては大金だそうです。

ただし、この運動に対して、州政府の担当者ジャンギル氏は「インドは従来、地方なら野外排せつが当たり前だった。この村の美化運動はまだ緒に就いたばかりだが、きっと人々の習慣を変えてくれる」と期待し、支援しているそうです。

トイレの設置方法について、道元禅師は『正法眼蔵』「洗浄」巻で、「これ西天竺国の諸精舎の図なり、如来現在の建立なり。しるべし、一仏の仏儀のみにあらず、七仏の道場なり、精舎なり、諸仏の道場なり、精舎なり」と示され、釈迦牟尼仏を始め、多くの仏祖が伝えていたものだということなのですが、実際に、「精舎」意外にはトイレも無かったようです。

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