駅員が客のパスモをすり替え不正利用

＜東京メトロ＞駅員がＰＡＳＭＯ着服、４万６千円分不正使用（毎日新聞）−Yahoo!ニュース

最近、こういう自分の立場を悪用して、悪事を進めようとする最悪の人間が増えているようですね。

今回の一件ですが、東京メトロは１日、有楽町線池袋駅の男性駅員（３２）が、乗客のＩＣカード乗車券「ＰＡＳＭＯ（パスモ）」を着服し、４万６７０５円分を不正使用したそうです。何故、名前が公開されていないのか？

なお、今回は残高が下回ると自動入金される「オートチャージ機能」を悪用しています。同社は警視庁池袋署に通報しており、社内処分も検討するということですが、刑事処分は当然のこと、懲戒解雇も当たり前でしょう。

当該駅員は、９月７日の勤務中、利用履歴確認のため女性乗客から預かったパスモがオートチャージ機能付きで残高も大きいことに気付いたため、４日前の帰宅途中に拾ったオートチャージ機能のないパスモとすりかえたそうです。ここで、すり替えも問題ですが、「拾ったパスモ」を、ちゃんと届け出ていないということもまた問題ですね。どうして、こういうロクでもない社員を雇っていたのか？東京メトロの人事関係の部署も、一緒に処分した方が良いのでは？

そして、当該駅員は、すり替えたパスモを、９月２４日までに計１７回にわたって自動入金し、回数券を購入したうえで自ら払い戻し処理をし、４万５４８０円を不正取得したほか、１２２５円分の飲料なども購入していたそうです。

今回は、クレジットカード会社から請求を受けた女性からの指摘で発覚していますけれども、極めて悪質です。やや、官僚体質があると思われる東京メトロの上級幹部は、この悪質さに気付けているでしょうかね。

まずは、同様の犯罪の再発防止を、全社としてどのように、具体的に取り組んでいくのか？それが果たされない限り、パスモを駅員に預けられませんな。恐い恐い。

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