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南鳥島沖レアアースが中国鉱床10倍の高濃度

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南鳥島沖レアアース、中国鉱床10倍の高濃度も(読売新聞)−Yahoo!ニュース

小笠原諸島の南鳥島沖で今年1月下旬に実施されたレアアース(希土類)泥の分布調査で、海底から回収した堆積物に最大で6500ppm(1万ppmが1%)という高い濃度のレアアースが含まれていたとする分析結果が出たそうです。

一方で、最大産地・中国の陸上鉱床は500〜1000ppm程度で、今回はそれよりも10倍ほど高い濃度とのこと。

レアアース泥は、ハイブリッド車、液晶ディスプレーなどに用いられるジスプロシウムやテルビウムなどの希少な金属を多く含んだ泥状の堆積物で、太平洋の海底下に広く分布しています。

今回は、海洋機構の深海調査船「かいれい」で、南鳥島の南側の排他的経済水域(EEZ)を中心に、水深5600〜5800メートルの海底6か所にパイプ状の機器を入れて、堆積物を採取しています。分析した結果、2か所の地点の泥で、5000ppm以上の濃度のレアアースが含まれていることが確認されたそうで、採掘技術が確立されれば、非常に有力な資源確保となりそうです。

今こそ、日本の技術・知恵を結集するときでしょうね。期待しています。

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