海中の環境の変化によりサンゴが全滅するかも・・・だそうです

今世紀末、サンゴ消滅も＝海が酸性化、「ソフトコーラル」に―東大（時事通信）−Yahoo!ニュース

海の酸性化が進むほど、硬い骨格を持ちサンゴ礁を作るサンゴが減り、柔らかい「ソフトコーラル」が増えて最後は両方死滅する可能性があることを、研究チームが突き止めたそうです。

そして、サンゴは今世紀末に消える可能性もあるとのこと。

今回問題になっている酸性化は、産業活動で二酸化炭素が排出され、海水に溶け込むことで起きるとされており、これにより炭酸カルシウムでできたサンゴの骨格を溶かすそうです。なお、サンゴの仲間である「ソフトコーラル」は骨が小さく、肉で覆われているため酸性化には強いそうですが、サンゴほど複雑な骨格がなく、さまざまな生物のすみかになるのは難しいと考えられているそうです。

今回提言した研究チームは、火山活動の影響で大量の二酸化炭素が海水に溶け込んでいる沖縄県・硫黄鳥島周辺を調査し、水槽で飼育実験も行い、酸性度が高いほどサンゴが育ちにくくなることを確認したそうです。

また、数字が小さいほど酸性度が高いことを示す水素イオン濃度指数（pH）が、海水の平均値8．1pHの時はサンゴがよく育り、7．8pHではソフトコーラルが主になり、7．6pHより下がると両方育たなかったとのこと。

今世紀末の酸性度は7．8pH程度と予想されており、サンゴが消える可能性があるそうです。

ということで、ここから何が問題になるかといえば、やはり「七宝」でありましょう。仏典にこう書いてあります。

成仏よりこのかた、おほよそ十劫を歴たまへり。その仏国土は、自然の七宝、金・銀・瑠璃・珊瑚・琥珀・車璩・碼碯、合成して地とせり。恢廓曠蕩にして、限極すべからず。ことごとくあひ雑廁し、うたたあひ入間せり。光赫焜耀にして微妙奇麗なり。清浄に荘厳して十方一切の世界に超踰せり。
　　　　『仏説無量寿経』

むぅ、今後、珊瑚は極楽浄土でしか見られなくなってしまうのかも知れませんなぁ。いや、この部分だけ、「柔珊瑚」とかに変えるとか？

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