「はやぶさ」に微粒子、地球外物質の可能性

「はやぶさ」に微粒子、地球外物質の可能性（読売新聞）−Yahoo!ニュース

今回の一件ですけれども、“ど根性探査機”のあだ名も持ち、６月に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の試料容器から、地球外物質の可能性がある微粒子数十個が見つかったそうです。

宇宙航空研究開発機構が電子顕微鏡で調べたところ、大きさ０．００１ミリメートル前後の粒子の中に、これまでに容器内から見つかっている地球のちりやアルミ粉などとは、成分の特徴が異なるものがあったそうです。

というか、小さすぎ・・・もう、大きさも想像出来ません。

はやぶさは小惑星イトカワに着陸した際、試料採取装置がうまく作動しませんでした。これまで０．０１ミリ・メートル程度まで見える「光学顕微鏡」で分析してきたものの、試料容器内に地球外物質とみられるものは発見できませんでした。

そこで、特殊なヘラを使って微粒子を集め、電子顕微鏡で粒子の形状と成分などを確かめる作業を続けていたところ、今回の発表になりました。余りに小さすぎて、これで試料として役に立つのか、良く分からないのですが、ただ、小惑星から持ち帰ってきたという栄誉は獲得できそうです。

あれだけ頑張って持ち帰ってきたのですから、結果が出て欲しいところもありますけれども、世の真理は「百不当」でありますから・・・

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