アメリカがシリアに限定的な攻撃か？

シリア攻撃「議会に承認求める」　オバマ大統領が表明（朝日新聞デジタル）−Yahoo!ニュース

アメリカのオバマ大統領は、シリアの化学兵器使用について「米国は武力行動を取るべきだと決断した。これは終わりのない介入ではなく、限定的なものだ」と述べ、シリアに対する限定的な武力行使に踏み切る意向を表明しています。

しかし、この「化学兵器使用の調査結果」については、その信用度という段階で、各国の批判を招いており、攻撃の有無はまだ不透明です。

ところでオバマ大統領は「武力行使について議会の承認を求める」と述べているそうで、このような武力行使にあたって、米国で議会の承認を求めるのは異例とのこと。

そこで、オバマ氏はすでに議会指導部と話し合い、議会での討論と投票をすることで一致していると明らかにしているようです。ただし、議会は現在休会中で、９月９日に再開予定なので、一両日中の武力行使の可能性は低くなっています。

オバマ氏は「私には議会の承認なしに軍事行動を取る権限があるが、こうしたやり方を取るほうが、この国はより強くなる」と述べています。ただし、仮に議会が否決しても武力行使に踏み切るかどうかについては、言及しなかったようで、こちらもまだ不透明です。

まぁ、日本ですと、武力行使自体を憲法で放棄しているので、違和感を憶えるのかもしれませんが、そうではない国の場合は、「武力行使するぞ」という発言が、1つの外交なのでしょうし、まだ分からないですね。

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