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どうなるシリア情勢?国連が「サリン使用」と断定

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サリン使用、国連が断定 シリア問題 使用者は特定せず(朝日新聞デジタル)−Yahoo!ニュース

シリアの化学兵器使用疑惑で16日、猛毒のサリンが使われたという国連調査団の報告書が公表されています。国際機関がシリア内で化学兵器の使用を確認したのは初めてで、報告を受けた国連安全保障理事会が対応を検討するようです。

潘基文事務総長は安保理に対して「化学兵器の使用が国連調査団によって間違いなく、客観的に確認された。これは戦争犯罪にあたる」と述べたとのこと。

報告書は、8月21日に化学兵器を用いた攻撃があったダマスカス近郊を調査した結果、「子供を含む一般市民に対して化学兵器が比較的大規模に使用された」と指摘しており、目撃者の話や、現場周辺の土壌や被害者の血液などのサンプルの分析に基づき、ロケット弾に搭載されたサリンが使われたと断定しています。

ただし、報告書は一方で、アサド政権、反体制派のどちらが化学兵器を使ったかは特定しておらず、この辺で今後の交渉の余地を残しています。

なお、西側外交官は「報告書は使用者の特定に踏み込んでいないが、政権軍の使用を示唆する十分な状況証拠を提示している」と話しているようです。

今後、シリア政府の化学兵器は、国際管理に移行するような対話がなされていますけれども、それの成否は大きな影響をもたらしそうです。もし、出来なければ、今回の調査などを経て、「犯人捜し」が行われ、シリア全土が大きな混乱に巻き込まれそうですので。

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