中国のフィリピン支援、ケチすぎる? 領有権争い影響か(朝日新聞デジタル)−Yahoo!ニュース
台風の被害に見舞われているフィリピンへの援助をめぐって、米国と中国の対応の違いが鮮明だと報道されています。
それでも、「0」ではなかったようですが、中国政府は11日、「中国紅十字会」(赤十字)と各10万ドル(約1千万円)計20万ドル(約2千万円)を拠出する方針を明らかにしました。余りに吝いですな。
なお、14日には1千万元(約1億6千万円)相当の救援物資を追加したことを強調したが、日本や米国に比べて少額にとどまっていることから、国内からですら「大国のくせにケチすぎる」「もっと増額すべきだ」との声が中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」でつぶやかれているそうです。
背景には、南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)の領有権をめぐるフィリピンとの対立などから、国内世論を気にする事情があるようで、実際にこういう報道もあります。
中国、フィリピンへの「援助反対」8割超 少額支援金、海外から批判(産経ニュース)
台風30号で被害を受けたフィリピンを中国が援助すべきかどうか、中国の人気サイト「騰訊網」がネット上でアンケートを行ったところ、14日午後11時(日本時間15日午前0時)の時点で「援助すべきでない」との反対意見が全体の84%に当たる約10万2千件と、圧倒的多数を占めたそうです。
両国が南シナ海の領有権問題で対立していることが背景にあるとみられると報道されています。
中国政府と中国赤十字はそれぞれ10万ドル(約1千万円)の支援金を送ると表明したものの、米国は2千万ドル、日本は1千万ドルの援助を行うと発表し、トヨタ自動車も1千万ペソ(約2300万円)の義援金を決めており、海外メディアから「世界第2の経済大国なのに、中国の支援は少なすぎる」と批判が出ました。
中国外務省の秦剛報道局長は14日の定例記者会見で、1千万元(約1億6千万円)相当の物資を追加支援すると表明しましたが、とりあえず中国には「敵に塩を送る」という考えも無いようで、本当に3歳児並のメンタリティであることが分かります。いやはや、火事場泥棒されないだけまし、というべきなのかもしれませんね。
大国を自認するにしては、本当に残念な話です。
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台風の被害に見舞われているフィリピンへの援助をめぐって、米国と中国の対応の違いが鮮明だと報道されています。
それでも、「0」ではなかったようですが、中国政府は11日、「中国紅十字会」(赤十字)と各10万ドル(約1千万円)計20万ドル(約2千万円)を拠出する方針を明らかにしました。余りに吝いですな。
なお、14日には1千万元(約1億6千万円)相当の救援物資を追加したことを強調したが、日本や米国に比べて少額にとどまっていることから、国内からですら「大国のくせにケチすぎる」「もっと増額すべきだ」との声が中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」でつぶやかれているそうです。
背景には、南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)の領有権をめぐるフィリピンとの対立などから、国内世論を気にする事情があるようで、実際にこういう報道もあります。
中国、フィリピンへの「援助反対」8割超 少額支援金、海外から批判(産経ニュース)
台風30号で被害を受けたフィリピンを中国が援助すべきかどうか、中国の人気サイト「騰訊網」がネット上でアンケートを行ったところ、14日午後11時(日本時間15日午前0時)の時点で「援助すべきでない」との反対意見が全体の84%に当たる約10万2千件と、圧倒的多数を占めたそうです。
両国が南シナ海の領有権問題で対立していることが背景にあるとみられると報道されています。
中国政府と中国赤十字はそれぞれ10万ドル(約1千万円)の支援金を送ると表明したものの、米国は2千万ドル、日本は1千万ドルの援助を行うと発表し、トヨタ自動車も1千万ペソ(約2300万円)の義援金を決めており、海外メディアから「世界第2の経済大国なのに、中国の支援は少なすぎる」と批判が出ました。
中国外務省の秦剛報道局長は14日の定例記者会見で、1千万元(約1億6千万円)相当の物資を追加支援すると表明しましたが、とりあえず中国には「敵に塩を送る」という考えも無いようで、本当に3歳児並のメンタリティであることが分かります。いやはや、火事場泥棒されないだけまし、というべきなのかもしれませんね。
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