最近共産党員が増えているそうだ・・・

共産党:新規入党者が急増　１２月は２０００人（毎日新聞）

一部報道によれば、最近、日本共産党の新規入党者が急増しているそうです。例えば、昨年１０・１１月が各約１０００人、１２月は約２０００人に達したようで、分析では、昨年の都議選や参院選で躍進した勢いを持続しているとみられており、今月１５日に開幕する党大会では、党員数を現在の約３２万人から「２０１０年代に５０万人」まで増やす目標を掲げる方針とのことです。

党員数は１９９０年の党大会で「５０万人近い」と発表したのがピークとされるが、９４年党大会で実体のない党員を整理した結果、約３６万人まで減少しており、その後、４０万人台に回復した時期があったが、現在は約３２万人に落ち込んでいます。

更に、共産は都議選と参院選の躍進を受け、昨年９月の党中央委員会総会で「全国に２万ある市区町村支部で１人以上の新規党員を迎える」との目標を決定していたようです。

なお、高齢や死亡などの理由で毎月５００人弱が党を抜けており、新規入党者を月５００人以上確保しないと党員数は増えないそうで、昨年９月の入党者は約６００人だったが、１０月から３カ月連続で１０００人を超えたということのようです。

何だか、宗教団体が信者を増やしているような話に見えてきてしまったので、拙ブログでのカテゴリーもそんな感じで（笑）一部宗教団体では党首、もとい教祖が、「○○年までに、信者●●万人」とかいっているのと大差ない。

ところで、入党条件なのですが、年収の１％をお布施・・・もとい党費として支払うことが必要だそうです。年収４００万円なら、党費は４万円か。これ、例えば、伝統仏教寺院に対して、普通の檀家さんが１年間に掛かるであろう諸費用より全然多いな（汗）

それで、入党者の約２割は２０〜４０代の若年層が占めており、党関係者は「以前より若者の比率が高まっている」と話しているそうですが、たいがい、こういう時に騙されるのは若者です。

なお、一応、共産党では違法な長時間労働で若者を使い潰すいわゆる「ブラック企業」など若年層の貧困問題に力を入れており、これまで関わりがなかった若者も引きつけていると考えているようです。

また、志位和夫委員長は４日の党旗開きで「これまでにない広範な人々が入党している」と述べたようです。

拙僧的には、共産党に入りたいとかいう人には、事前に必ず、丘本達吉氏『日本共産党の戦後秘史』（新潮文庫）辺りを読んでいただきたいものだと考えております。特に２５０ページ辺りは絶対参照しておいた方が良さそうだけど・・・

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